彼の“学習能力”に疑問を持つとき、ベッドの中ではどうすれば!?

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「ここをこうしてくれたら気持ちいい」そうやって具体的なリクエストを伝えているにも関わらず、次のセックスではきれいさっぱりリセットされてしまうような、彼。何度も同じことは言いづらいし、疲れる…。

そんなお悩みを抱えている場合、どうすれば? そんな状況を幸せなラブライフのあり方を提唱するOLIVIAさんは2段階の対処法を提案!
◆STEP1 彼の“視覚”に訴えて記憶しやすくする

「セックスの最中は、体も頭もいつもと違うモードに入っている状態ですから、記憶しにくい傾向があります。目から入る情報のほうが記憶に残りやすいので、お願いごとは言葉だけではなく“彼にしっかり見せる”ことを意識します」(同)

部屋の明かりはお互いの体がちゃんと見えるくらいに調節し、触って欲しい場所や挿入している指の角度や動かし方、好きな体位などを彼が目で確認できるように心がけて。さらに触って欲しいポイントなどを的確に示すときも、言葉でなく手で誘導!

「もし彼が快感ポイントを探し当てるのに手間取っていると、視覚からの情報がどんどん増え、どこが“ここぞ”という場所だったのかわからなくなりがち。それを防ぐためにも彼の手に自分の手を重ね、彼の体を“自分の体の一部”くらいのつもりで扱い、動きをコントロールして」(同)

◆STEP2 リクエストに対し的確なフィードバックができるように練習

視覚に訴えるのが難しい“力加減”に関しては、“リクエストに対して、的確にフィードバックする”という練習が効果を発揮。彼女のリクエストに対して対応できるようになるよう、日頃からさりげなく彼に練習させて。

「彼とのスキンシップのひとつとして、お互い耳掃除をしあい“どこが気持ちいいか”“どれくらいの力加減がちょうどいいか”を伝えて反映してもらう。その繰り返しを行い、繊細なパーツの扱い方に慣れてもらうのです。もし耳掃除をする機会があまりない場合は、マッサージでもいいですね」(同)

マッサージはもみほぐすのに強い力を要することの多い腰や肩より、首筋や頭皮などソフトタッチでも心地よくなれる部位が効果的。

「愛情が薄いから私の気持ちいいポイントを覚えてくれないの?」なんてネガティブな考えに囚われる前に、今すぐできる対処法をどんどん実践! そして今よりもっと幸せなラブライフを目指して。

OLIVIA
ラブライフアドバイザー。2003年より、「触れ合うことの癒し効果」と「美容と健康」を研究すべく、アロマセラピストとして活動開始。2007年からセックスアドバイザーとして活動開始。2010年よりラブライフアドバイザーに改名。性行為だけでなく、食生活やメンタルケアを含む生活全般の「ラブライフ」の在り方を提唱する。ラブライフを楽しむための講座や、サロンでのアロマトリートメントも行っている。著書『最高に気持ちがいい!感じるセックス、飽きないセックス』(実業之日本社)など。