何気なく飲んでいる牛乳。カルシウムが豊富で、骨粗しょう症に効果的なのは分かっているけど、そのほかの栄養は? 牛乳にはカルシウム以外にも、いろいろな栄養がいっぱいです。ここでは、美容のためにも飲んでおきたい、牛乳に含まれる栄養分をご紹介します。

カルシウムやタンパク質以外の“牛乳”の栄養は?

牛乳といえばカルシウムですが、実は牛乳は3大栄養素の炭水化物、脂質、タンパク質のすべてをバランスよく含んでいる食品です。タンパク質は、骨や歯を作るだけでなく皮膚や血液などのあらゆる細胞を作る基本的な栄養素。脂質は、ダイエットの敵と敬遠されがちですが、体を動かすエネルギー源となる大切な栄養素です。さらに注目したいのは、牛乳の糖質はほとんどが乳糖だということ。乳糖はオリゴ糖などと同じように、腸内で善玉菌を増やす働きがあるのです。そして、牛乳にはそれらの栄養素の働きを助けるミネラルやビタミンもとても豊富に含まれています。

女性に嬉しい美肌効果

牛乳にはいろいろなビタミンが含まれますが、中でもビタミンAとビタミンB2は美肌に効果的です。ビタミンAは皮膚の新陳代謝を促して、肌の潤いを保つ働きがありますし、ビタミンB2には肌のハリを保つ働きがあります。肌を作る材料となるのはタンパク質ですが、牛乳には良質なタンパク質が多く含まれています。

腸内の善玉菌を増やして便秘を解消

牛乳の糖分に含まれる乳糖には、オリゴ糖や食物繊維と同じように、腸内で善玉菌のエサとなり、善玉菌を増やす働きがあります。腸内バランスが改善されれば、便秘による肌あれも解消されます。

カルシウムの安眠・イライラ防止効果も見逃せない

牛乳に含まれるカルシウムには、神経を安定させイライラを鎮める効果があります。カルシウムは吸収率が低い栄養素ですが、牛乳にはマグネシウムも含まれているので吸収率が高いのです。牛乳はバランスよくアミノ酸を含んでいますが、必須アミノ酸のトリプトファンは精神を安定させる働きがあるセロトニンの材料となる成分。眠れない夜は1杯のホットミルクが効果的です。


writer:岩田かほり