▽24日に明治安田生命J1リーグの2ndステージ第15節が行われ、味の素スタジアムでは年間3位のFC東京と年間2位の浦和が対戦。アウェイの浦和が4-3で勝利を収め、年間順位の2位以内を確定させた。

▽開始直後、チャンピオンシップ進出に向けて年間3位以内を維持したいFC東京が前に出るが、その後は浦和のペースで試合は進んでいく。すると11分、左サイドの深い位置まで侵入した宇賀神の折り返しをGKアブラモフがクリアしきれず、ゴール前にこぼれたボールを柏木が左足で蹴り込み、浦和が先手を奪った。浦和は直後の12分にもボックス左からズラタンがシュートを放つが、これはGKの正面を突く。

▽それでも勢いに乗る浦和は14分、右サイドで関根が起点になると、ゴール正面やや左の位置にこぼれたボールを武藤が右足でシュート。きれいな弧を描いたシュートがゴール右上に吸い込まれ、浦和がリードを広げた。一方、負けられないFC東京は16分、ボックス右で米本のスルーパスを受けた東が深い位置まで持ち込むと、センタリングをケアしたGK西川のニアサイドを抜いて1点を返した。

▽一気に詰め寄りたいFC東京だったが、流れを引き寄せきれず、27分に3点目を奪われる。浦和は左サイドでボールを持った武藤が右サイドに展開し、関根が右足でシュートを狙うも、これはコースに入ったDFに当たる。しかし、こぼれたボールを再び関根がシュート。右足から放たれたグラウンダーのボールがゴール左に決まり、浦和が再びリードを広げた。

▽迎えた後半はFC東京が前に出るが、ゴールの可能性を感じさせるのはカウンターやセットプレーから得点を狙う浦和。槙野や関根のシュートは枠を外れたが、62分に左サイドの連係から武藤のヒールパスをボックス手前で受けた槙野が右足のインサイドでダイレクトシュート。これがゴール左上に突き刺さり、浦和が4点目を奪った。

▽反撃の糸口を見つけたいFC東京は、東や途中出場の中島がゴールに迫るも、シュートは枠を外れてしまう。しかし、太田の左足がFC東京に流れを引き寄せる。74分、左サイドから太田が上げたクロスに高橋が合わせて1点を返すと、84分には太田の右CKがゴール前での混戦を生み出し、倒れ込みながらもシュートを放った高橋がゴール。1点差に迫った終盤はほぼ浦和陣内で試合を進めたが、最後のところでGK西川の牙城を崩せずに試合は終了を迎えた。

▽この結果、年間順位の勝ち点で並ぶ広島と浦和の年間2位以内が確定。一方、敗れたFC東京は翌日に試合を控えるG大阪との勝ち点を広げることができず、25日に行われる仙台vsG大阪でG大阪が勝利を収めると、年間順位で4位に後退する厳しい状況となった。