結婚したけれど、なんだか合わない!? 離婚が頭をよぎったら

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好きになった人と恋に落ちたけれど、パートナーとしてはいまいち。離婚がめずらしくないこのご時世とはいっても、簡単に離婚する可能性がありそうなら彼とは結婚しないほうがいいのかも…。友達にも相談しにくい疑問を恋愛コーチの立川ルリ子さんにぶつけてみた。

「生活習慣や価値観、金銭感覚の違いなど、結婚して、暮らしてから初めて知ることも少なくないはずです。また、結婚後に彼の態度が一変したというケースもあります。そんなことが起きても、それを自分が許せるか、で判断するのが間違いのない方法です」(同)

生活習慣の些細なちがいは当たり前と心得て。どうしても許せないのなら、“自分の価値観で生活することの素晴らしさ”を相手につたえてみよう。男性は体験から学び、成果のないことをしたくない生き物。“正しいかどうか”では動かないということを理解しておくべき。

「自分のキャリアアップで価値観がずれた場合、“自分の世界”の価値観を、ふたりの生活に持ち込まないことでうまくいきます。ONとOFFを使い分けるのがいいでしょう」(同)

DVはもちろん、浮気や過剰な浪費癖に関しては、指摘をしても改善される気配はないのなら離婚という選択もあり。ただし、離婚は結婚よりも数倍労力がかかるということを覚悟して。そして、離婚を本格的に決心したら、自分から相手に話を切り出すのは絶対にやめるべきとか。

「まずは一緒に住んでいる家を出て、彼に見つからない場所に引っ越しましょう。そして、弁護士を通して、彼に離婚を伝えてもらうようにして。情がわいたとしても、とにかくクールに淡々と進めるのがベスト。そうしないと、情にほだされ、せっかくの決意がにぶります」(同)

離婚というと“慰謝料問題”でもめがちだけど、とにかく早く決着したいのなら、慰謝料請求はしないほうが離婚は成立しやすい。たった一度きりの人生なので、冷静に考えて後悔をしない決断をしよう。

立川ルリ子
恋愛コーチ。25歳よりラウンジを経営、のべ200人以上の接客業の女性たちをコーチングの技術で魅力的に育て上げる。その後ネイルサロン経営に転身。施術中に恋愛相談をすると「必ず結果を出せるアドバイスがもらえる」と話題になり、恋愛カウンセリングが人気に。2011年より定期的に恋愛セミナーを開催。10年で7万人という顧客データをもとにしたアドバイスには定評がある。近著は『「この女に愛されたい」と思われる“彼女”になる方法』(大和出版)、『気のない彼、無理めな彼、マンネリな彼、どんな彼でも自然とあなたに恋する本』(SBクリエイティブ)。女性の恋の悩みを解決する日本最大級のサイト「恋愛ユニバーシティ」にてコラムを執筆中。