突然の胃痛や胸やけ。不快で困りますよね。薬局に行っても胃腸薬ってたくさんあってどれが良いのかわからない。適当に選んで逆に胃を悪くするのも心配……。そんなあなたにタイプ別胃腸薬の選び方をご紹介しましょう。

市販薬の前に……発熱や激しい下痢がある場合は病院へ

まず胃痛の場合でも熱を伴ったり、嘔吐や下痢の症状がある場合は、虫垂炎や胆石、食中毒など重篤な疾病の可能性があるので、薬局よりも病院へ行きましょう。自己判断は危険です。秋冬でも食中毒はありますし、ウイルス性の胃炎の可能性もあります。
そのほかの胃痛や胃の不快感に関しては大きく分けると、ストレスからくる胃痛、胃酸過多によるもの、消化不良によるもの、胃の病気によるものなどがあげられます。症状と症状が出た状況で胃腸薬を選びましょう。

どんな状況で胃に不快感が出るか

突然キリキリと痛む場合

胃痙攣の可能性があるので、鎮痙薬を服用して様子を見ましょう。鎮痙薬にはブスコパンやストパンがあります。

空腹時にのみ痛む場合

強い痛みがある場合はH2ブロッカー薬を服用します。H2ブロッカーはもともと胃潰瘍や十二指腸潰瘍の治癒に使われている薬でしたが、現在は薬局でも購入できるようになりました。胃酸が出過ぎるのを抑えて胃痛を和らげます。ただし、長期の服用は胃潰瘍を見落とす恐れがあるので用法容量は必ず守りましょう。
H2ブロッカー薬にはガスター10やアバロンZなどがあります。痛みが軽く、ムカムカする場合には胃酸の中和と胃粘膜を保護する薬を服用して様子を見ます。これらにはスクラート胃腸薬やパンシロンクールNOW、新センロックなどがあります。

食後になると痛む場合

食べ過ぎや飲み過ぎがわかっている場合や、食後になると胃に不快感がある場合は消化不良が考えられます。消化酵素で胃腸の働きを助けてくれるものが良いでしょう。これにはビオフェルミン健胃消化薬やわかもと消化薬などがあります。

原因がわからないがなんとなく痛い、または不快

原因がよくわからないが胃に不快感がある場合は、総合胃腸薬で様子を見ましょう。さまざまな効能がある成分と胃粘膜を保護する成分が配合されており、胃腸の症状に幅広く対応できるようになっています。第一三共胃腸薬、太田胃酸、新キャベジンコーワなどがあります。

服用時間を確認しましょう

胃腸薬にはその効能によって、食前、食間、食後と服用する時間が異なっています。服用時間を間違うとせっかくの薬効が無駄になってしまうこともあるので、服用方法を必ず確認しましょう。ちなみに食前は食事前30分以内、食間は朝食と昼食、昼食と夕食など食事と食事の間のことで前の食事から2〜3時間後になります。食後は食後30分以内を指します。

突然の胃の不快感でお困りの時に上記を目安にしてくださいね。もちろん服用しても良くならない場合や胃痛が長く続く場合も病院へ行きましょう。

writer:しゃけごはん