“伝説のヤクザ”が神戸山口組に合流 復帰組が続々

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分裂以降、山口組と神戸山口組の間で激しい引き抜き合戦が続いている。そのなかで、かつて絶縁や破門になった伝説のヤクザたちが続々と復帰しようとしていた。なかでも注目されるのが、神戸山口組に参加すると話題になっている三島組三島敬一元組長だ。警察関係者は次のように話す。

「三島元組長は、山健組傘下の健竜会の最高顧問だった。五代目山口組渡辺芳則組長が立ち上げた健竜会は名門で、神戸山口組の井上邦雄組長は四代目会長を務めていた。三島元組長は渡辺五代目、また中野会の中野太郎会長(宅見組宅見勝組長の射殺事件で絶縁処分)とも兄弟分だったとされる超大物ヤクザ。長く大阪市西成区の覚醒剤売買を取り仕切っていたが、山口組に司忍六代目が就任後、『山口組で禁じているシャブを扱った』として絶縁処分を受け、熊本に戻っていた」

ほかにも注目される神戸山口組の復帰組がいる。三島元組長と同じ健竜会で元三代目会長を務め、山健組若頭補佐だった山本一廣元会長だ。

「7日に山口組の幹部が東京の板橋区にある住吉会系幸平一家の本部事務所を訪問したが、その際に山本一廣元会長の姿があって、われわれマスコミは驚きました。復帰したことは知らなかった」(ヤクザ界に詳しいジャーナリスト)

山本元会長は、幸平一家の加藤英幸総長と兄弟分といわれる。井上組長の先代の健竜会会長として山健組を支えた有力幹部だったが、司六代目体制下で山口組を追われていた。今回、神戸山口組に合流し、山健組の舎弟頭補佐に就任。山口組を追われた元山健組幹部の復帰は神戸山口組の作戦だという。

「山口組六代目に就任した司組長は、五代目の出身母体である山健組の力を削ぐために、多くの山健組有力幹部を追放してきた。神戸山口組側はそのときに処分を受けた人間を戻すことで、司組長の行為の不当性をアピールできる。この流れは今後も続くだろう」(前同)

「伝説のヤクザ」まで飛び出した仁義なき引き抜き抗争。次なる秘密兵器が、拳銃やナイフでないことを祈るばかりだ。

(週刊FLASH11月3日号)