3万ドルのターンテーブル「SG1.2」は、どんなレコードも「百万ドルの音色」に変える

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これは、オーディオファイルのためのアイテムか? Spiral Grooveがリリースしたターンテーブル「SG1.2」は、確かに高価だ。しかし、その価値はある。

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もしあなたが、マウイ島のバンガローで過ごす週末を華やかなものにするためののハイエンドなオーディオを探しているのなら、Spiral Grooveの新しいターンテーブルがおすすめだ。

「SG1.2」ターンテーブルは、カリフォルニア州バークレーのSpiral Grooveから2007年に発売され、受賞経験もある「SG1.1」のリデザインされたモデルだ。

オーディオ製品の世界で、「ハイエンド」とはすなわち「高額」だということだ。SG1.2も例に漏れず、1台30,000ドルもする(「SG1.1を買ったのに!」という向きに対して、Spiral Grooveは、SG1.1を6,000ドルでアップグレードしてくれるようだ)。

何が新しいのか? まず、前モデルより20ポンド、重い。それから、プラッター(レコードを置くところのこと)のデザインが新しくなった。これらが、最も劇的な変化だ。ターンテーブルのアルミ製のメインプラットフォームも重量が増えて、足の部分も、振動抑制と絶縁効果を出すために調整されている。

重量と振動抑制は、ノイズのないクリアな再生にとってとても重要だ。ターンテーブルの針はレコード表面の溝に沿い、振動することで音を出す。余計な振動が加わると、針がそれを捉えて、音が濁ってしまうのだ。また、ターンテーブル自体の重量が重ければ、人が部屋を動き回ったり、音量を上げたりしても振動が抑えられる。

もうひとつ、デザインの点で魅力的なディテールがある。トーンアーム部分が、ボタンをひと押しするだけですっぽりと取り外すことができる。これで、それぞれ調整した針が取り付けてあるいくつものトーンアームを、楽曲のジャンルに合わせていつでも使い分けることができる──。

つまり、リン・トロイカのカートリッジを取り付けた、オラクルSME Vのトーンアームで、1971年にプレスされたタゴ・マゴのレコードを聴いたあとで、グラドプレステージが取り付けてあるレガで、1ドルで買ったラモーンズの「ロケット・トゥ・ロシア」を聴く、なんてことだって、できるのだ。

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