「ヒートショックプロテイン」について知っていますか? 別名を「熱ショックたんぱく質」といい、傷ついた細胞を修復して免疫力をアップしたり、ダイエットをサポートしたり、と今注目されている物質です。ここでは「ストレス」によって体内で作り出されるヒートショックプロテインの効能をまとめてみました。「ヒートショックプロテイン」について知っていますか? 別名を「熱ショックたんぱく質」といい、傷ついた細胞を修復して免疫力をアップしたり、ダイエットをサポートしたり、と今注目されている物質です。ここでは「ストレス」によって体内で作り出されるヒートショックプロテインの効能をまとめてみました。

ヒートショックプロテインってなんですか?

ヒートショックプロテインは略してHPS。1974年に、アルフレッド・ティシェールたちによって発見されたたんぱく質です。ショウジョウバエの幼虫を高温下に置いておくと増えることが研究で分かりました。英語ではストレスプロテインと呼ばれており、細胞にストレスが与えられたときに、体内で増加し、傷ついた細胞を修復して保護するはたらきを持ちます。しかしヒートショックプロテインの合成量は加齢とともに減少することもわかっています。

ヒートショックプロテイン入浴法

ヒートショックプロテインはストレスがあると合成が促進されます。そのため、体に意図的に圧力や熱を加えたり、酸素を減らしたりすると増えるのです。手っ取り早いのは少し熱めのお風呂に入る方法。体に熱刺激を与えることで、ヒートショックプロテインが増加します。お湯の温度によって浸かる時間を変えて、40度では20分、41度なら15分、42度では10分と時間を計って入浴しましょう。できればバスタブのふたをして温度を一定に保ち、首まで湯船に浸かってください。途中でバスタブから出ても構いませんが、入浴中は体温を維持するようにします。入浴後は、15分程度バスローブなどでしっかり保温してください。喉が渇いても冷たい飲み物を摂らないように。保温後は冷たい飲み物もOKなので、しっかりと水分を摂ってください。

ヒートショックプロテインの効果は?

ヒートショックプロテインを増やすことで、エネルギー代謝が活性化して脂肪が燃焼し、ダイエット効果も期待できます。コラーゲンの減少が抑えられてハリやつやが増すという美肌効果も。エステサロンでフェイシャルを受ける際に、スチームを当てられると思いますが、あれも実はヒートショックプロテインを増やすことに一役買っています。免疫力アップ、炎症の緩和、うつ病の改善などにもヒートショックプロテインが効果を発揮しますので、ぜひ意識的に適度なストレスを取り入れてみてくださいね。


writer:松尾真佐代