11月頃までが旬のサツマイモは、でんぷんや糖分が多く、焼き芋にすれば甘くてホクホクしたなんとも言えない美味しさがたまらないですよね。もちろん、煮物や蒸し物、揚げ物など、どんな調理でも美味しくいただけますが、アンチエイジングを考えるなら、皮まで食べる焼き芋がおススメなのです。

サツマイモにはどんな栄養が含まれているの?

サツマイモは、意外にもビタミンCとカルシウムが多く含まれています。特にビタミンCはサツマイモ100g中に23喞度で、ミカンと同じくらいの量が含まれています。ビタミンCはメラニン色素の沈着を抑える美白効果で知られるビタミンですし、白血球の免疫力を高め風邪にかかりにくくなる効果も期待できます。サツマイモのビタミンCは豊富なでんぷんに守られているため、熱を加えても壊れにくい特徴があります。さらにサツマイモは食物繊維が豊富。腸の活動を促すので、便秘の解消にも効果的です。

サツマイモは皮も一緒に食べたほうが断然ヘルシー

美容&健康効果がいっぱいのサツマイモを食べるなら、皮も一緒に食べるのがおススメです。サツマイモの皮の紫色はアントシアニンが由来のもので、目の疲れにも効果があります。さらに、サツマイモの皮に多く含まれるのが、ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸という成分。強い抗酸化力が特徴で、アンチエイジングに効果的なのです。栄養が豊富な皮を捨ててしまっては、もったいない! 生のサツマイモを切ると白い液体のようなものが出てきますが、これはヤラピンという成分でやはり皮の部分に多く含まれます。ヤラピンには便を柔らかくする作用があるので、食物繊維の働きと相まって便秘解消に効果的です。

サツマイモの美味しい食べ方は?

サツマイモにはアクがあるので、切ったらサッと水につけて調理しましょう。電子レンジで加熱すれば簡単に食べられますが、甘みが十分に出ない難点があります。サツマイモのでんぷんを糖分に変える酵素は、調理時間が短いとうまく働かないためです。サツマイモの甘みを楽しみたいなら、オーブンなどでじっくり調理するか、蒸すのがいいでしょう。サツマイモを食べると胸やけがする人もいるようですが、これはサツマイモの甘みが胃酸の分泌を促進してしまうためです。皮ごと食べることで、皮に含まれるミネラルが糖分の異常発酵を抑えるので、胸やけを防ぐこともできます。

writer:岩田かほり