不規則な生活や偏った食生活が気になって、サプリメントを摂取する人も増えているようですが、あれこれと色々なサプリメントを飲んでも大丈夫なのか? せっかくの効能を台無しにしないための飲み方をおさらいしておきましょう。

サプリメントで栄養はまかなえる?

サプリメントは栄養補助食品という位置づけであり、あくまでも「食品」であり、食事で摂りきれない栄養を補うためのもの。食事と同等にもならないし、まして薬のような薬効を期待できるものでもありません。薬品ではないため、人体への効果や効能を科学的に立証できるようなデータは必要無いので、過度な期待をしてサプリメントを大量摂取したり、サプリメントのみの生活は逆に身体に良くない結果を生む可能性もあるのです。

意外と大事なことが医薬品との相互作用

そうはいっても足りない栄養素を補ったり、気になる症状を緩和する助けになるならと色々なサプリメントを摂取する人も多いでしょう。サプリメントは食品扱いですが、良くない組み合わせがいくつかあるので注意しましょう。ひとつは強心薬とカルシウムサプリメントの摂取です。強心薬はカルシウムを補給する薬でもあるので、カルシウムの過剰摂取で腎臓結石になる恐れがあります。デトックス系のダイエットサプリメントと栄養を摂るサプリメントを同時に摂取しても栄養が排出されてしまい効果が無くなることも。低用量ピルを服用している場合は、バストアップサプリメントやイソフラボンなどの女性用サプリメントを摂取すると反作用でピルの効能が低下することもあるので医師に相談しましょう。でもこれはサプリメントに限ったことではありません。世の中には医薬品と食べ合わせに注意しなければならない食品もありますから、医薬品を飲んでいる人も食事やサプリメントの摂取には注意が必要なのです。

効果的に摂取するには

ビタミンのサプリメントを摂取する場合は、マルチビタミンのようにビタミンが複合されているものが良いでしょう。たとえばビタミンB類は単体よりもビタミンB類すべてを一緒に摂取した方が疲労回復や美肌効果が期待できます。鉄分はビタミンCやマンガンなどが配合されているものだと貧血による疲労や頭痛を効果的に防ぐことができます。また、サプリメントは薬ではないので即効性には期待せず、数か月摂取することで効果が体感できるようになるものです。

足りない栄養を補えるサプリメントが豊富なのは助かりますが、極端な摂取はしないように心掛けて健康な体を目指しましょう。


writer:しゃけごはん