座りっぱなしは改めよう

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国際医療研究センターと帝京大学、日立ヘルスケアセンターの共同研究チームは、日本人労働者を対象におこなった調査で、うつ症状の発症リスクに、仕事中の身体活動量が関係していると発表した。

うつ症状は気分が落ち込む、意欲や関心が喪失してネガティブな思考に陥っている、といった精神的に低調にある状態のこと。

研究チームは、うつ症状を含む精神疾患の発症歴のない、20〜64歳の労働者2万9082人を5年間追跡調査。仕事中や日常生活の身体活動量、運動習慣の有無を自己申告してもらい、うつ症状のリスクを、13項目の抑うつ状態チェックシートによって調査した。

その結果、座り仕事が多い人に比べ、立ち仕事が多い人はうつ症状発症リスクが14%低下。仕事中によく動く人と、そうでない人を比較した場合、よく動く人はリスクが10%低下していた。

なお、運動習慣の有無は調整しており、調査結果には関係していないという。

研究はオープンアクセスの医学論文誌「International Journal of Behavioral Nutrition and Physical Activity」に、2015年9月18日掲載された。

参考論文
Associations of leisure-time, occupational, and commuting physical activity with risk of depressive symptoms among Japanese workers: a cohort study.
DOI:10.1186/s12966-015-0283-4 PMID:26384967

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