Doctors Me(ドクターズミー)- 仕事の効率、やる気もアップ? 「昼寝」はどのくらいするのがベスト?

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眠気に襲われるお昼過ぎ。昼寝をすることで脳が活性化される、なんて話はよく聞きますが、実際どのくらいの時間眠るのがベストなのでしょうか? アンケートサイト「みんなの声」のアンケート結果によると、このような結果がでています。

【昼寝時間はどれくらいがベスト?】


この結果の真意について、医師に聞いてみました。

Q1. 昼寝は30分〜1時間ほどがベスト?

昼寝をする時間によって異なります。必ずしも昼寝は長い時間した方が良いというわけではなく、30分前後でも十分です。注意することは午後3時以降に昼寝をする場合は1時間以上昼寝をしてしまうと体内時計を狂わせる可能性があり、逆に夜寝付きにくくなりますので30分程度にすることをオススメします。午後3時前後くらいに起きることができるのであれば1時間程度の昼寝でも大丈夫です。

もう1つ注意することは昼寝をした後には少しボーっとしている時間が必要です。15分程度ですが、この時間を取った方が昼寝の後の仕事の取り掛かりがし易くなります。この時間を取らずに昼寝から起きていきなり仕事を再開すると、頭が良く回らないと言われています。

Q2. 昼に眠くなることが多いのはなぜ?

昼に眠くなる理由は、起床後5〜6時間経つと午前中の仕事で使った集中力が切れて一時的な疲れのピークが来るためですが、特に昼食後に眠くなるのは昼食後には食べ物の消化を助けるために血液の流れを消化管に集中させる必要があり、このために自律神経の内の副交感神経が優位となるからです。副交感神経が優位となると身体は筋肉や頭の働きなどを抑えて休みにはいろうという準備を開始します。だからといって、この時間に必ずしも昼寝をする必要はありませんが、この時間帯に昼寝をするのが短時間で昼寝を有効にとる秘訣でもあります。

Q3. 昼寝のベストな時間、時刻、環境は?

昼寝のベストな時間は昼食後です。しかも昼食直後ではなく、昼食後15〜30分程度後の方が良いです。昼寝の時間は30分程度でも構いません。気をつける点は少なくとも午後2時台には起きて15分程度かけて午後の仕事の準備を頭の中でして下さい。昼寝の後に水などを1杯飲むことも身体を起こすには効果的です。環境は可能でしたら静かな場所で身体を横にできるとなお良いです。どうしても難しい場合はアイパッチをしてイヤホンなどで静かな音楽を聞きながらでも良いでしょう。

Q4. 昼寝が与える脳への効果やメリットは?

昼寝をすることによって頭をリフレッシュしてストレスを軽減させることができます。過労やストレスが徐々に蓄積されてくると夜の睡眠を十分に取ってもなかなか疲れが取れないようになることがあります。この点を改善し、脳を活性化するためにも昼寝は推奨されています。実際に昼寝を定期的に取るようにすると仕事の効率があがるだけでなく、頭がリフレッシュされて新しいアイデアなども浮かびやすいと言われています。

Q5. 子どもの昼寝が必須な理由は?

大人と違って子どもにとっては昼寝は特に大切です。特に2歳半から3歳くらいまでの子どもにとっては大切です。昼寝をすることによって成長ホルモンの分泌を促します。昼寝をしない子どもは精神的なバランスが崩れやすいことがわかってきていますので、精神的な発達にとっても定期的に昼寝をすることが大切です。

医師からのアドバイス

短時間でも午後の早い時間に定期的な昼寝をすることによって過労やストレスからの回復が早まるだけでなく、睡眠不足による仕事効率の低下を防ぎ、特に午後の仕事効率があがります。効果は1〜2週間ほどで表れますので、ぜひ試してみて下さい。

(監修:Doctors Me 医師)