「氷温熟成」が大ブーム。“普通”がグーンとウマくなった魔法の逸品3選
 定番モノが、おいしくなる。

 突然ですが、「氷温熟成」ってご存じですか? これは、いつも食べているような定番食材が、グーンとおいしくなる魔法のような食品加工技術のことで、米・肉・お茶・野菜などなど、多くの食品で採用されています。

 今回は、この「おいしいうれしい技術」についてのお話です。

◆普段の食べ物がおいしくなる「氷温熟成」って何?

 氷温協会(http://www.hyo-on.or.jp/)によれば、「氷温」とは、1970年に初代理事長の山根昭美博士が発見・定義したもの。

 食品には、それぞれ固有の「凍る温度(氷結点)」があり、0℃から氷結点の温度域のことを「氷温域」と呼ぶそう。そして、この氷温域で食品の貯蔵や加工を行うと、様々なメリットが得られるのだとか。

 その一つが、「氷温熟成」。食材を構成する細胞は、氷温域にさらされると、「凍るな!」という自己防御をするのですが、その際に、「うま味」・「甘味」につながるアミノ酸・糖類を蓄えるため、それが、「まろやかさ」や「なめらかさ」のアップにつながるのです。

 例えば、おいしい「冬の大根」も、このメカニズムで説明がつきます。氷温技術についての詳細は、コチラを御覧ください。
※氷温技術とは(氷温協会HPより) http://www.hyo-on.or.jp/hyo-on.html

 ここでは、難しい話はおしまい。本技術を使った「おいしすぎる3品」をご紹介したいと思います。

◆1. コーヒー(KEY COFFEE「氷温熟成珈琲」)

⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=363696

 コーヒー豆本来の“至極のおいしさ”を引き出したプレミアムなコーヒー。バニラのような甘い香り、ナッツ・カラメルのような香ばしさを持ちながら、口当たりのよいなめらかさがウリになっています。

 その実力は、ブラックで飲んでみると明確。いやな苦味・雑味はほとんど感じず、まるで高級喫茶店で飲む本格コーヒーのよう。カンタンなドリップタイプも販売されているので、癒やしアイテムとして大活躍すること間違いなし、こっそり常備しておきたい逸品です。

●KEY COFFEE「氷温熟成珈琲」 https://www.keycoffee.co.jp/hyo-on/

◆パン(Pasco「食パン・菓子パン」)

 Pascoには、パン生地をマイナス3℃の氷温で長時間じっくり熟成させて焼き上げた商品が多数存在。レーズンなどを使用したアイテムが、ふんわりしっとりきめ細かく、際立っておいしくなっています。袋パン系にありがちなパサツキ感・モサモサ感がなく、口溶けも良好。毎日食べるパンのグレードを、数段アップさせたい人にオススメです。

●Pasco「食パン・菓子パン」 http://www.pasconet.co.jp/

◆味噌(ひかり味噌「華雪」)

 今回、「氷温熟成」を知るきっかけとなった商品がコチラ。味噌でこの技術を採用した商品は、業界初なんだとか。塩角がとれ、うま味・甘味が13.7%も増加しているそうですが、外観の色やテクスチャーからして、バッチリ高品質感が漂います。

 まずは、そのまま一口なめて、その違いにビックリ。キュウリやにんじんなどのスティック野菜がどんどん進みます。そして、味噌汁を作ってみると、プロ級の華やかな仕上がりに感動、感動、感動……。これはスバラシイ! この味噌汁と白いご飯さえあれば、すぐに至福の時間が到来します。

 日頃、味噌汁を作らない人も、「これなら家で作りたい!」とうなってしまうかもしれません。

●ひかり味噌「華雪」 http://www.hikarimiso.co.jp/products/miso/hanayuki.html

 氷温商品は、他にもまだまだたくさんありますから、自分好みのアイテムをじっくり探してみてはいかがでしょうか!?

<TEXT,PHOTO/スギ アカツキ>

【スギ アカツキ】
東大卒の料理研究家。在学中に基礎医学や生命科学を学ぶ。さらにオーガニックや久司マクロビオティックを学び、独自で長寿美容食の研究をはじめる。料理のモットーは「長く美しくを、簡単に」。忙しい現代女性に合わせた健康メニューが得意。ヨガ教室や人気ブログ(http://saqai.com/)も手がけている。