蒼井優が7年ぶり単独映画主演、2008年の「百万円と苦虫女」以来。

写真拡大

女優の蒼井優(30歳)が、映画「アズミ・ハルコは行方不明」(配給:ファントム・フィルム)に主演し、このたび無事にクランクアップを迎えた。蒼井にとって単独主演作品は、2008年の「百万円と苦虫女」以来、7年ぶりだ。

本作は、新鋭作家・山内マリコの同名小説を、「アフロ田中」などで知られる松居大悟監督が映画化した作品。物語の舞台は寂れた国道沿い。大型モール・洋服店・レンタルCDショップ・中古車店・ファミレスなどが並ぶ典型的な郊外の街で、ある日突然、独身OLの安曇春子(28歳)が姿を消した。そして彼女が消えた街に、その行方不明ポスターをパロった落書きが不気味に拡散していく。ハルコはどこへ消えたのか? 彼女が消えるまでと、消えた後の二つの時間を交錯させながら、アラサー・ハタチ・女子高生の三世代を通して“現代女子の生きざま”を描きだした新世代の青春映画となっている。

本作について、蒼井や監督らのコメントは次の通り。

☆蒼井優

30歳という節目を迎えるこの年に、初めての同い年の映画監督、松居大悟さんに出会い、彼の頭の中にあるもの、やりたいと思っていることを信じる仲間たちと全力を尽くして撮影期間を駆け抜けました。スタッフ・キャスット、ひとりひとりが作品と向き合って、それぞれの思いを込めて作ったこの映画は、観て下さる方によって、全然違う楽しみ方や感じ方をうみだすような、どの角度からも観られても大丈夫な、強いものになっているはずです。観客のみなさんとの間にいい化学反応が起きること期待しています。

☆松居大悟監督

こうして発表コメントを書いていることが幸せです。人の気持ちなしではここまで辿り着けませんでした。元々山内マリコさんの作品の匂いが大好きで、何冊も買って上京してきた人に勝手に配っていました。「アズミ・ハルコは行方不明」は、小さな地方都市の世代別ガールズムービーです。自分とプロデューサーと蒼井優さんは同い年で今年30才です。アラサーのハルコを行方不明になんかさせません。最高に最高で自由な作品にします。編集がんばります!

☆山内マリコ(原作)

20代の終わりごろに強く感じた、停滞感や苛立ち、言い様のないさみしさを、一人の女の子に託して物語にしました。その女の子を蒼井優さんが演じると聞いたときは、「完璧すぎる!」と震えました。自分の作品が映画になる喜びにも増して、蒼井優の主演作を観られるのが本当に嬉しいです(大ファンなので)。

またこの小説は、できるだけ早く、自分の中にちょっとでも20代の気分が残っているうちに書かなくてはと思った作品でもあります。それだけに、29歳の松居大悟監督に撮ってもらえるのは、本当にラッキーでした。この2人の代表作になるといいなと願っています。とにかく映画の完成が楽しみ! いち観客として、首を長くして待ってます。 

映画「アズミ・ハルコは行方不明」は2016年公開。