英4部で珍事、ジーパン男が急遽4thオフィシャルに!?

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▽先週末に行われたリーグ2(イングランド4部)のニューポート・カウンティvsポーツマスで、主審の負傷を受けてスタンドの観客が急遽4thオフィシャル(第4審判)を務めるという珍事が起きた。イギリス『ポーツマス・ニュース』が伝えている。

▽先日、イングランド女子カップ戦でたまたま愛妻が主審を務めた試合を観戦に訪れていたトップレフェリーのマイケル・オリバー氏が、副審の負傷を受けて急遽代役を務めたことが大きな話題となった。

▽だが、今回はポーツマスのシーズンチケットホルダーの男性が、主審の負傷を受けて、急遽4thオフィシャルを務めるという負けず劣らずの珍事が起きた。

▽『ポーツマス・ニュース』の伝えるところによると、この試合で主審を務めたジェームズ・アドコック氏が、前半途中にふくらはぎを負傷してゲーム続行が不可能となったという。これを受けて、4thオフィシャルを務めていたウェイン・バラット氏が同氏に代わって主審を務めることになった。

▽通常であれば、負傷したアドコック氏が4thオフィシャルの役割を引き継ぐべきだったが、同氏のケガはすぐに病院に直行しなければならないものであったため、運営側は同氏に代わって4thオフィシャルを務める資格のある人物をスタジアムのアナウンスで募集した。

▽すると、ポーツマスのシーズンチケットホルダーであり、イギリス海軍在籍のマイク・ハードル氏(28)が名乗りを挙げた。そして、ジーパンにダウンを羽織ったラフな格好の急造4thオフィシャルは、選手交代時に電光掲示板を掲げるなど、そつなく職務を全うしたそうだ。

▽なお、試合後に地元メディアのインタビューに答えたハードル氏は、思わぬ出来事に驚きつつも貴重な経験になったと話している。

「まさかフットボール観戦に行って、その運営に携わるなんて驚きだね。ただ、個人的に素晴らしい思い出になったよ」

「最初にアナウンスを聞いたときは冗談かと思ったけど、スチュワードに自分が審判の資格があると話したら、彼らは主審のケガが深刻なものであると言っていた。ただ、僕はポーツマスのユニフォームを着ていたから他の審判に脱ぐようにと言われてしまったんだ。彼らはダウンコートを貸してくれたけど、下はジーパンだったよ」

▽また、ハードル氏はポーツマスファンならではの苦労話も語っている。

「ポーツマスの1-0で後半アディショナルタイムに突入する際に、3分というアディショナルタイムを掲示しなければならなかったんだ。仲間のファンからはブーイングされるし、(ポーツマスの選手の)リーム・リチャードソンには、なんで3分もあるのか説明させられたよ」