けが人に悩むレアル・マドリーのラファエル・ベニテス監督【写真:Getty Images】

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 レアル・マドリーの負傷が止まらない。18日付け『エル・パイース』によれば、今季のマドリーでは筋肉系の負傷が昨季の4倍にも増えている。

 同士によれば、プレシーズンの始まる8月から10月までのマドリーの筋肉系の負傷の件数は9と、昨季の6件をすでに上回っている。

 ラファエル・ベニテス監督のもとで働くフィジカルコーチ、パコ・デ・ミゲル氏が2012年に行った研究では、プレシーズンが長いシーズンを戦うチームの準備が優先させられるのではなく、マーケティングやビジネス目的のツアーが優先されるのが問題だとしている。

 そして快適な気温の中で格下の相手と試合をすることで、マーケティング・ビジネス目的ツアーをした場合のチームと比べ、チームの完成度に20%の差が出るとしている。

 マドリーはプレシーズンにオーストラリア、中国、ドイツ、ノルウェーとマーケティング・ビジネス目的のツアーを行っており、昨季や一昨季と比べ多くの場所を回っている。

 DFダニーロは前節のレバンテ戦で復帰したものの、主将のDFセルヒオ・ラモスに加え、FWカリム・ベンゼマとMFルカ・モドリッチも代表戦で負傷。さらに、DFペペ、DFダニエル・カルバハル、MFハメス・ロドリゲスも戦線を離脱しており、その数は6選手に上る。

 ベニテス監督はベンチにトップチームでの出場経験がほとんどないカスティージャの選手を3人ベンチ入りさせ、うちマルコス・ジョレンテをデビューさせるなど、苦しい台所事情となっている。

 現地時間21日にはチャンピオンズリーグ(CL)パリ・サンジェルマン戦を戦うマドリー。ハードなスケジュールを戦うことになるため、一刻も早くけが人が復帰してほしいところだろう。

text by 編集部