ギグス&G・ネビルが粋な計らい! 自身の保有するビルを冬の間ホームレスに提供

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▽マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるライアン・ギグス氏とギャリー・ネビル氏が、新ホテル建設のために購入したビルを冬の期間だけホームレスに提供するようだ。イギリス『ガーディアン』が報じている。

▽先日、ギグス氏やG・ネビル氏などユナイテッドアカデミー出身の元選手たちは、ユナイテッドの本拠地オールド・トラフォードの均衡にフットボールをモチーフにした『ホテル・フットボール』の建設計画を発表していた。

▽だが現在、両氏を含む投資グループがホテル建設予定地として購入したビル(元マンチェスター証券取引所)が、ホームレスを支援する活動家によって、不法占拠される問題が起きている。

▽この件に関しては、ビルの所有者であるギグス氏とG・ネビル氏に不法占拠する人々を裁判所に訴えて強制退去する権利があるものの、両氏は寒さの厳しい冬の間だけ同ビルをホームレスに提供する考えがあることを、抗議団体のリーダーであるウェズレイ・ホール氏に伝えたようだ。

▽33歳の人権保護活動家のホール氏は、両氏の粋な計らいに感謝を示している。

「彼ら(ギグス氏とG・ネビル氏)の計らいに本当に感謝している。我々は滞在が許される期間に全てのことをきちんとやるつもりだ」

「我々は既に料理人や清掃業者、ビルの警備を行う人間のリストを作成した。この期間に人々(ホームレス)は、ベッドと鍵付きの部屋で滞在することができる。当初、今回の件について彼らが、我々を追い出すと予想していた。そのため、他の滞在先を見つける必要を感じていた。だが、そういったことを恐れずに冬の2、3カ月を屋根のある素晴らしい環境で過ごせることは本当に素晴らしいことだ」

▽また、G・ネビル氏はホームレスが滞在する際の条件として、工事関係者の立ち入りを許すという1点だけを挙げていたそうだ。

「我々は滞在期間が終わった後、彼らに無傷でビルを引き渡すことを約束する。同様に火災報知機の設置など安全面への配慮も行うつもりだ。また、我々はネビル氏に対して、ホテル建設にあたって職のない人々の雇用を検討してほしいとのアドバイスもさせてもらった」

▽マンチェスターの街を愛するユナイテッドのレジェンドの粋な計らいによって、今年の冬は多くのホームレスが暖かな住居で束の間の休息を味わうことができるはずだ。