10月6〜7日に行なわれた日銀の金融政策決定会合で第3次金融緩和が見送られたため、次回の会合が開かれる10月30日にも「黒田バズーカ第3弾」の実施を予想する声が強まっている。市場関係者は「久々に“緩和祭り”がやって来る」と早くも日本株の爆騰に期待を寄せている。“黒田バズーカ”の号砲で始まる日本株市場のお祭り騒ぎで、投資のプロはどうやって儲けようとしているのか。

 カブ知恵代表の藤井英敏氏は、「値動きを重視するなら、金融株ではアイフル(8515)、不動産では不動産ファンドを運営するケネディクス(4321)などに注目」としたうえで、こんな投資術を紹介する。
 
「手っ取り早く儲けたいなら、最近人気のレバレッジ型ETF(上場投資信託)を使う手もあります。日々の値動きが日経平均の2倍になるNEXT FUNDS 日経平均レバレッジ上場投信(1570)は銘柄別売買代金で連日首位となるほど人気を集めています。

 日経平均が5%上がったら10%上がり、5%下がったら10%下がる仕組みのハイリスク・ハイリターン商品ですが、たとえばこんな投資戦略が考えられます。日銀の金融政策決定会合前日までに株価が上がっていなければ市場の期待度が低いといえますから、逆にサプライズに賭けて『買い』。

 一方で期待感の高まりから株価が上がっているようなら、たとえ金融緩和が発表されたとしても好材料出尽くしとなるので『売り(空売り)』を10月30日の午前中までに仕掛けておく。いずれも当日、会合の結果が出た直後に日経平均の動きに合わせて売買して利益を確定する短期勝負となりますが、大きなリターンが期待できます」

※週刊ポスト2015年10月30日号