新システム採用も機能しなかったミランはトリノにドローで3戦勝利なし《セリエA》

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▽ミランは18日、セリエA第8節でトリノとのアウェイ戦に臨み、1-1で引き分けた。ミランの本田は88分から出場している。

▽前節ナポリにホームで惨敗した11位ミラン(勝ち点9)は2連敗中。早くも解任が噂されるミハイロビッチ監督は今季初先発となるチェルチとアレックスを送り出し、ロマニョーリが出場停止から復帰した。一方、ナポリ戦後にクラブに対して苦言を呈した本田はベンチスタートとなった。

▽好スタートを切りながらも前節カルピにセリエA初勝利を与えた5位トリノ(勝ち点13)相手に、ミランはこれまでの[4-3-1-2]から[4-3-3]にシステムを変更。ルイス・アドリアーノを最前線に配し、右にチェルチ、左にボナヴェントゥーラを配した。そのミランが、[3-5-2]の布陣を採用し、カウンター狙いに徹するべく自陣に引くトリノを相手にポゼッションする流れとなった。

▽しかし、互いに集中した守備を敢行したことでシュートシーンはなかなか生まれない。ミランは注目の3トップにボールが入らずにいた中、24分にようやくゴールに近づく。持ち上がったモントリーボがゴール正面から左足で放ったシュートが枠の右を捉えたが、ここはGKパデッリの好守に阻まれた。さらに31分、左サイド中寄りの位置で得たFKをボナヴェントゥーラが直接狙うも、シュートは惜しくも左サイドネットへ。

▽前半終盤にかけてもミランがボールを保持し続けたが、トリノを崩しきるようなプレーは見せられず、43分のアレックスの直接FKは枠を外れ、前半をゴールレスで終えた。

▽後半も守備の意識を高く保った両チームの一戦はこう着状態が続く。そこで56分にミハイロビッチ監督はルイス・アドリアーノに代えてバッカを投入。すると62分にボナヴェントゥーラが仕掛けてボックス左で倒されるも、ノーファウルの判定が下される。

▽しかし直後、ミランが均衡を破る。ボナヴェントゥーラのスルーパスを引き出したベルトラッチがボックス左ゴールライン際まで侵入して折り返すと、これをバッカが受けてシュート。コロンビア代表FWは確実にゴールへ突き刺した。さらに64分、ディフェンスライン裏に抜け出したバッカの放ったヒールシュートはDFにブロックされる。

▽その後、70分のバセッリの左足ミドルはわずかに枠の左へ外れて助かったミランだったが、アタッカーのベロッティ投入直後の73分、トリノに試合を振り出しに戻される。クアリアレッラの浮き球パスをベロッティがうまく落とし、ボックス左に走り込んだバセッリがシュート。これがニアサイドに決まり、1-1となった。

▽試合終盤にかけてはカウンターを狙うトリノにヒヤリとさせられる。82分、ロングカウンターからアックアーに持ち上がられてボックス右のM・ロペスに強烈なシュートを浴びせられる。だが、GKディエゴ・ロペスの守備範囲に飛んで救われた。88分に本田が3試合ぶりの出場を果たしたミランだったが、勝ち越しゴールを奪うことはできず、引き分けに終わって3戦勝利から見放されることとなった。