敗戦に崩れ落ちるFC東京の高橋秀人【写真:ダン・オロウィッツ】

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 明治安田声明J1リーグ2ndステージ第14節が17日に各地で行われ、それぞれのスタジアムで熱い戦いが繰り広げられた。

【ガンバ大阪 2-1 浦和レッズ】

 昨季は優勝の行方を決定づける一戦となったこのカードは、今季もタイトル争いに大きな影響を与えることとなりそうだ。7分に阿部浩之のゴールで先制したG大阪は、59分に途中出場の長沢駿が移籍後初ゴールを挙げてリードを2点に広げる。

 年間優勝を目指すためにも負けられない浦和だったが、圧倒的なシュート数を放ちながら反撃は後半アディショナルタイムに奪ったズラタンの1点にとどまった。昨季に続きG大阪が2-1で終盤の大事な一戦を制している。

【サンフレッチェ広島 2-1 川崎フロンターレ】

 悲願のリーグタイトルに向けて絶対に負けられない両チームの対戦には劇的な最後が待っていた。広島は50分に柴崎晃誠の強烈なミドルシュートで先手を取る。しかし川崎Fも83分に大久保嘉人が柴崎のゴールに勝るとも劣らない一撃を沈めて追いすがる。

 それでも勝利への執念を見せた広島。後半アディショナルタイムに途中出場のベテランMF山岸智が左足ボレーシュートで決勝点を奪ってチームを2-1の勝利に導いた。

【FC東京 1-2 湘南ベルマーレ】

 上位争いに留まるために勝ち点3が重要だったFC東京だが、46分に古林将太にゴールを奪われて湘南に先制を許すと、直後に守備の要だった森重真人を負傷で失ってしまう。

 それでも50分には東慶悟のゴールで追いついたFC東京。しかし、直後の55分に菊池大介がGKブラダ・アブラモフの守るゴールを陥れ、1-2で湘南が競り勝った。6試合ぶりの勝利を挙げた湘南は来季のJ1残留を確定させている。

【アルビレックス新潟 2-0 松本山雅FC】

 残留を争うチーム同士の直接対決となったこのゲーム。直前の天皇杯でJ2の徳島ヴォルティスに敗れていたホームの新潟が61分に端山豪の加入後初ゴールで先制する。さらに3分後、DF大井健太郎が追加点を挙げて松本を2-0で退けた。

 この結果、同日のベガルタ仙台戦に0-1で敗れた清水エスパルスの来季J2降格が決定している。今季はあと3試合を残しているものの、15位との勝ち点差が9ポイント以上になったため全勝しても追いつくことができなくなった。

【その他の結果】

 横浜F・マリノスはホームでヴィッセル神戸に先制を許したものの、前半終了間際に神戸の前田凌佑が2枚目の警告を受けて退場となったため数的優位を手にする。しかし、後半自陣に引いて守る相手に大苦戦。それでも86分にアデミウソン、さらに後半アディショナルタイムに齋藤学がゴールを奪って2-1で劇的な逆転勝利を挙げ、2ndステージ3位に躍り出ている。

 ホームに柏レイソルを迎えた鹿島アントラーズは3-2で薄氷の勝利を収めた。3分に赤崎秀平のゴールで幸先よく先制した鹿島だったが、14分に鈴木大輔、39分にクリスティアーノと立て続けに失点を許して逆転されてしまう。

 だが69分に金崎夢生のゴールで追いつくと、91分に赤崎と交代で入った19歳の鈴木優磨がプロ2得点目となる貴重な1点を挙げて、鹿島が勝ち点3を積み上げている。

 ベガルタ仙台とホームで対戦した清水エスパルスだったが、4分にハモン・ロペスのゴールで失点すると、それがそのまま決勝点となり4連敗を喫した。そして遅い時間に行われた試合で15位アルビレックス新潟が勝利したため、同時に清水の来季J2降格も決まっている。

 前節に続き2ndステージ2勝目を目指したモンテディオ山形はヴァンフォーレ甲府に0-1で敗れ、こちらも降格の危機に立たされている。サガン鳥栖対名古屋グランパスは両者とも決め手を欠きスコアレスドローに終わった。

 J1 2ndステージ第14節の結果は以下の通り。

FC東京 1-2 湘南
横浜FM 2-1 神戸
広島 2-1 川崎F
鹿島 3-2 柏
清水 0-1 仙台
G大阪 2-1 浦和
鳥栖 0-0 名古屋
新潟 2-0 松本
山形 0-1 甲府

text by 編集部