<フライズ・ドットコム・オープン 2日目◇16日◇シルバラードCC(7,203ヤード・パー72)>
 松山英樹、石川遼に加え、岩田寛がPGAメンバーとなり日本人選手は3人に増えた米国男子ツアーの新シーズン。その開幕戦『フライズ・ドットコム・オープン』では、3人揃っての予選通過が期待されたが石川と岩田は2日目で崩し、無念の予選落ちとなった。
 石川は初日3バーディ・3ボギーの“72”のイーブンで89位タイと出遅れ、2日目の巻き返しに期待された。しかし、その2日目では2つのダブルボギーを叩くなど“77”と乱れ、トータル5オーバーの135位タイとなった。
 果敢に攻めてチャンスは作ったが、「2日間通してタッチがあっていなかった」というグリーンで苦戦しスコアを伸ばすことが出来なかった。「良いプレーができていた」というだけに残念な結果となった。「ドライバーがすごくよくなってきたので、リズムが良くなるかなと思ったけれど、なかなかそれだではいかない」。
 日本での4連戦では、攻めのゴルフで結果を残した石川。開幕戦でもその姿勢を貫いたが結果は出なかった。それでも「20〜30ラウンドはそれ(攻め)をテーマに。まだ2ラウンド目。攻めの姿勢は貫いて、1打1打に集中する」と今後も攻めのゴルフを貫く構えだ。「自分がイメージした球を、それだけを狙って打って行く。ああなったらどうしようということを考えずに。この2日間はそれはできたと思う。1打1打、成長できたと思う」。
 一方、メンバーとした初めて米国の大会に臨んだ岩田。デビュー戦の初日は最終18番のグリーンを残し日没サスペンデッドとなった。そしてこの日はその残りホールを消化、セカンドラウンドに臨んだ。そのセカンドラウンドでは3つのトリプルボギーを叩くなど大乱調。“77”で5つ落としトータル3オーバーの121位タイ。デビュー戦は厳しい結果となった。
 試合後のインタビューでは「今はまだ、なにも考えられないです」とショックが隠しきれない様子だった岩田。特に3番でのダボは「心が折れました」と精神的に堪えた。「僕の中で許せないミスがあるんですけど、それが前半から何回も出てしまった。それでも我慢していたんですけど。後半に入って、ちょっと気持ちが切れてしまいました」。
 それでもまだ開幕戦を終えたばかり、「切り替えてまた来週ですかね。もう忘れました。反省するところはして、次に」と気持ちを来週に向けた。ただ、「異国の地で予選落ちって、ほんとうにきつい。心臓がとれちゃうくらい」とやはり精神的にはきついようだ。厳しい結果となった初戦を引きずらずに次週に臨んでほしい。
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