▽17日に県立カシマサッカースタジアムで行われた明治安田生命J1リーグ2ndステージ第14節の鹿島vs柏は、ホームの鹿島が3-2で勝利した。

▽前節の神戸戦を2-0で制し、2ndステージ首位の広島と勝ち点で並んだ鹿島は、日本代表帰りの柴崎が好調の金崎らとともに先発出場。対する柏は、工藤の2ゴールなどで下した前節の名古屋と同じ11人をスタメンに並べた。

▽立ち上がりから柏がボールを保持したが、鹿島がカウンターで開始早々に試合を動かす。3分、自陣でのボール奪取から中村が前線にフィードを送ると、これで裏に抜け出した赤崎が独走。最後はGK菅野をかわしてゴールに流し込んだ。

▽先制された柏は、敵陣に攻め込んで相手ゴールに迫っていく。すると14分、右サイドで得たFKを輪湖が左足でゴール前に供給。これがクリスティアーノと鈴木の頭に連続して当たり、鈴木の頭に当たったボールが運良くゴール右隅に吸い込まれた。

▽追いついた柏は鹿島の反撃を凌ぐと、前半の終盤に逆転する。39分、敵陣でボールを奪った輪湖のパスをボックス手前で受けたクリスティアーノが巧みなトラップで山本をかわし、右足のシュートをゴール左に突き刺した。柏の1点リードで前半を終了する。

▽後半に入ると、柏は負傷した武富に代えて2ndステージ初出場の狩野を投入。一方の鹿島は同点ゴールを目指して攻勢に出るが、なかなかゴールをこじ開けることができない。

▽それでも鹿島は68分、小刻みなドリブルでボックス中央に侵入した中村のシュートがGK菅野にセーブされると、弾かれたボールを赤崎がボレー。これも再びGK菅野に防がれたが、金崎が左ポストに体を当てながらも頭でゴールに押し込み、鹿島が同点に追いついた。

▽その後は鹿島がカイオ、柏が大津と攻撃のカードを切り、互いにチャンスを作り出すが決めきれない。鹿島は88分、カイオのループパスからボックス左の山本が左足ボレーでゴール右隅に突き刺すが、これはオフサイドの判定で勝ち越しとはならない。

▽諦めない鹿島は後半アディショナルタイム1分、ボックス右で仕掛けたカイオの折り返しを途中出場の鈴木優が押し込み、値千金の勝ち越しゴールを奪取。このまま試合は終了し、劇的勝利を収めた鹿島は2ndステージ優勝の望みをつないだ。