仕事のプレゼンや、試験を受ける前になると急におなかが痛くなって、トイレに行きたくなる! そんな経験がある人は過敏性腸症候群かもしれません。症状の改善や痛くなったときの対応方法についてまとめてみました。

過敏性腸症候群は便秘も下痢も起こる? !

過敏性腸症候群(Irritable Bowel Syndrome:IBS)は、ストレスや不安が原因で自律神経に異常をきたし、腸のはたらきが悪くなっている状態です。栄養バランスや不規則な生活が原因で起こることもあります。大腸のぜんどう運動が過剰になり、大腸に送られた食べ物の残りカスの水分が体内に吸収されずに便として排せつされた場合は、下痢症状になります。一方、大腸のぜんどう運動が活発でなくなると、腸内に食べ物の残りカスが長くとどまるため水分が体内に吸収されてしまい、硬く小さい便になり便秘症状が起こるのです。

IBSの特徴的な症状は?

腹痛で突然トイレに行きたくなったり、おなかにガスがたまってゴロゴロしたりします。下痢や便秘がずっと続いている人、下痢と便秘が混合している人、おなかに膨満感がある人、排便後は腹痛が収まる人、残尿感がある人は、過敏性腸症候群が疑われます。ほかには頭痛、肩こり、めまい、不眠などの症状が起こることも。眠っているときや、休日やリラックスしているときには症状が出ないのも特徴的です。

過敏性症候群を改善するには?

朝食をしっかり食べ、栄養バランス良く食品を摂りましょう。特に食物繊維の多い食品を摂ってください。暴飲暴食、たばこ・お酒の過剰摂取、夜9時以降の食事は避けます。人工甘味料、辛い食品、カフェインの多いコーヒー、アイスクリームやジュース、ビールなど冷たい食べ物、飲み物、炭酸飲料の摂り過ぎもNG。睡眠をよくとり、ウォーキングやストレッチなど毎日続けられる運動をしましょう。体を温めるために、シャワーではなく湯船につかり、おなか周りを保護する衣服を着るように。寒い時期はホッカイロなどでおなかを温めましょう。

症状がひどいときには、我慢しないこと。心療内科などお医者さんに早めに相談して、お薬を処方してもらうと楽になりますよ。


writer:松尾真佐代