カウンター席の利点を述べるならば犁離が近い瓩里劼噺世某圓る。
親密な関係であれば、その仲はさらに深まり、そうでない場合でもさりげないスキンシップの後押しをしてくれる。 直線のI型か、視線が交差するL型か――。恋の必勝カウンターはどちら!?



■触れ合う"I"型カウンター
手を伸ばして届く距離感。それがI型の魅力

1回目のデートの照れ隠しにも重宝し、やがては触れ合うスキンシップの一手にも使える。
そう、I型を制する者こそ恋を制すのだ。

I型なら、さりげなく背もたれに手をかけたり可能。わざとワイングラスを女性に近い場所に置くと、取るときに爐舛腓た┐讚瓩覆鵑討海箸發任る。
女性からすると、あからさまじゃないのが素敵な印象に。



■見つめあう"L"型カウンター
テーブル下で脚の攻防!L型は上級者向け

見つめあったり、テーブルの下で足をつつきあったり。
L字型カウンターの角2席を使うのは上級者の証。

足を組みなおしたりする際、膝が不意にくっつきドキッ!なんてことも狙えるL型。二人の距離は急接近間違いなし。
予約時に席の空き状況だけは確認しておこう。


早速試したい、”I”型カウンター実践編 3店舗


♥触れあう”I”型カウンターならこの3店舗

店内入ってすぐ、バースペースのカウンター。こちらでは小皿料理とワインを気軽に楽しみたい
店内ハシゴも可能な2種類のカウンター『夜木』

恵比寿


立ち飲みの客で賑わうバーカウンターを横目に店内奥へ足を進めると、オープンキッチンのカウンター席が現れる。カジュアルなワインバーと、多彩な惣菜が彩る落ち着いた美食空間。趣の異なる2種のカウンターをシーンに合わせて使い分けできるという寸法だ。

もちろん食後にバーへ移動してもう一杯、といった店内ハシゴも可能。店を変えずに雰囲気を変える、というスマートなエスコートも簡単に演出できる。人を誘いたくなる一軒だ。




ゆるやかな天然カーブを活かしたケヤキ材のカウンター。木の風合いが心地良い
肩肘張らずに自然派な一軒へ『ビストロ アンクゥー』

広尾


ボージョレに自然派の概念を取り入れ、自然派ワインの礎を築いたマルセル・ラピエール氏。店主である飯野瑞樹氏はそんな巨匠の元で、ワイン造りまで学んだ人物だ。

あえてリストを作らず、ゲストの好みや料理に合った一杯を勧める。その通り一遍ではないウンチクも、ゲストとの距離が近いカウンターで生かされる。そんな、ライブ感も楽しいから、自信を持って相手を誘える。逢瀬に使うビストロとはこうあるべき、という手本のような一軒だ。




マニア垂涎の一本が見つかる本格モルトバー『カスク ストレングス』

六本木


1,500本ものウイスキーを揃え、オールドボトルが豊富。今はない銘柄や1800年代のボトル、1ショット数万円のレアものなど、マニア心をくすぐる一本との出合いが待つバーだ。

店主によると、オールドは玄人好みと思われがちだが、実はアルコールの当たりが柔らかく、初心者でも馴染みやすい優しさがあるのだそう。意外とその間口は広いのだ。


少し上級者向け!? ”L”型カウンター実践編 3店舗


♥見つめあう ”L”型カウンターならこの3店舗

和の伝統と洋のモダンの融合がメインコンセプト。ライトで幽玄に照らし出される各種のボトルも美しい
ホテルの地下に潜む正攻法な紳士のバー『M BAR』

白金台


緑豊かな白金台の高台に佇む『シェラトン都ホテル東京』。その地下にあるこちらのバーは、隠れ家の雰囲気を漂わす紳士のための社交場だ。

竹や和紙を使い、日本の伝統美を取り入れた設えは心地の良い緊張感を漂わす。重厚なL字カウンターや抑えた照明も、適度に背筋を伸ばしつつ酒を愉しむ演出には丁度良い。一定の格式の中で味わう寛ぎの時間。紳士には時としてそんなバーが必要である。正統派のバーの引き出しとして押さえておく価値は絶対にある。




臨場感あるカウンターが特等席。インテリアからもシチリアの空気が漂っている
シチリアの魅力を料理と空気で堪能『ロッツオ シチリア』

白金高輪


店があるのは明治通りの四の橋交差点付近。昔ながらの面影を残す商店街の一角で直球勝負のシチリア料理を提供する、そんな意外性に満ちた一軒である。

本場シチリア料理を、これまたシチリア産を中心に揃える充実のワインと一緒に味わいたい。




出店に当たっては「お客様と密に接していたい」とカウンターを絶対条件に挙げた
名店仕込みの和食をカウンター使いで『晴山』

三田


凛とした所作と快活な人柄が印象的な店主・山本晴彦氏は、全国に名を馳せる岐阜の名店『たか田 八祥』の出身。師である高田晴之氏の元で、12年に渡り腕を磨いた。その真髄は、正統派日本料理の枠にありながら、自在な発想で食材の旨さを引き出す柔軟性。

そんな名人の技は、ゲストの反応が直に伝わるカウンターという舞台で、さらに研ぎ澄まされている。2011年の開店以来、連日大盛況の人気店。本格日本料理のカウンターとしては、絶対に外せない一軒である。