いまが旬のリンゴ。1日1個のリンゴで医者要らずと言われるほど、栄養価の高いフルーツです。そういえばリンゴダイエットなんてのも昔流行りましたよね。もちろん極端なダイエットはおすすめしませんが、リンゴはこの時期毎日でも食べたいフルーツ。なかでもリンゴなどのフルーツに多く含まれるペクチンに注目! ペクチンには生活習慣病の予防にも良く、さまざまな健康効果があることが分かっているのです。

生活習慣病を予防する“ペクチン”の作用とは?

酸味のあるフルーツに多く含まれるペクチンは、水溶性食物繊維の一種。食物繊維には、糖分が腸から吸収されるスピードを遅らせる働きがあります。吸収される糖分の量が少なくなるのはもちろん、一度に大量の糖分が吸収されないということは、血糖値の急上昇を抑えるということ。血糖値が急激に上がることは糖尿病の原因となりますが、ペクチンには糖尿病を予防する効果があるのです。さらに、ペクチンにはコレステロールの吸収を抑える効果もあります。コレステロール値の上昇は、動脈硬化につながります。ペクチンを摂ることで、動脈硬化が原因の高血圧や脳梗塞、心筋梗塞などのリスクを軽減する効果があります。

もちろん食物繊維には便秘予防の効果もアリ!

水溶性食物繊維のペクチンには、腸内の善玉菌を増やす働きがあります。水分の保持能力が高く便を柔らかくする効果があるため便秘の予防にも効果的。善玉菌が増えるということは、腸内環境が良くなるということなので、便秘だけでなく下痢の時もペクチンを摂取すると効果的です。穀類や大豆製品に多い不溶性食物繊維だけだと、水分の不足によって便が固くなってしまうこともあるので、ペクチンを代表とする水溶性食物繊維をバランスよく摂る必要があるのです。

ペクチンの摂取には1日1個のリンゴがおススメ!

ペクチンを含むフルーツの代表はリンゴですが、実はリンゴ以外にもペクチンが含まれている食べ物はあります。フルーツなら柿やイチゴ、レモンなど、野菜ならオクラにもペクチンは含まれています。リンゴや柿は、秋からが旬のフルーツ。リンゴなら1日1個食べれば、健康の維持に役立つこと間違いなしです。ただし、リンゴにも果糖は多く含まれているので、食べ過ぎには注意しましょう。

writer:岩田かほり