新たな「なでしこビジョン」を発表! 2030年までに登録選手を15万人増へ

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▽日本サッカー協会(JFA)は16日、女子サッカーの普及・発展に向けた新たな指針となる、新たな『なでしこビジョン』を発表。女子の登録選手数を現在の約5万人から20万人にすることなどを大きな目標として掲げた。

▽今回の『なでしこビジョン』は、2007年の発表後、2011年に改定した2015年までの『なでしこビジョン』を総括し、「成果と課題をしっかりと検証し議論しながら新しくした」(JFAの野田朱美女子委員長)もの。

▽2011年の「サッカーを日本女性のメジャースポーツにする」という文言は、「サッカーを女性の身近なスポーツにする」に変更。それに伴って具体的な数字も、「2015年までに女子のプレーヤーを30万人にする」という目標(概算では達成)から、「2030年までに登録女子プレーヤーを20万人にする」に変更した。

▽その他にも、「なでしこジャパンを世界のトップクラスにする」は、3大会連続でのファイナリストや他国の成長・台頭といった状況を踏まえて、「トップクラスであり続ける」に変更。2020年東京五輪と、自国開催を目指している2023年FIFA女子ワールドカップでの優勝を目標に掲げている。

▽野田女子委員長は「子供から高齢者までが女子サッカーに関わりつづけ、やりつづけ、見つづけるスポーツとなり、メジャーというところからもう1つ上の“身近"になってほしい」との思いを口にした。今回発表された『なでしこビジョン』は以下のとおり。

◆なでしこビジョン

《世界のなでしこになる。》

「JFAの理念、ビジョン、約束」を実現するために、そして、女子サッカーを文化にするために、「世界のなでしこになる。」というビジョンのもと、日本サッカーに関わる全ての人々が共有し、遂行する、3つの目標を定める。

1.サッカーを女性の身近なスポーツにする。

・誰もがサッカーを楽しめ、選手、指導者、審判員など、生涯かかわり続けられる環境をつくる。

・グラスツールからトップに至る環境を充実させ、女子サッカーを皆から愛され応援されるスポーツにする。

2023年、FIFA女子ワールドカップを日本で開催し、成功させる。

2. なでしこジャパンが世界のトップクラスであり続ける。

・U-20/U-17ワールドカップに出場。ひとつでも多くの試合を経験し、メダルを目指す。

・ワールドカップ/オリンピックに出場し、優勝を目指す。

2020年東京オリンピック、2023年FIFA女子ワールドカップで優勝する。

3. 世界基準の「個」を育成する

・なでしこジャパンにつながる、タレントの発掘・育成システムを充実させる。

・女子サッカーに携わる、特に女性の指導者・審判員の数を増やし、レベルアップを図る。

そして、女性が輝く社会を

サッカー、スポーツのあらゆる場に女性が関わり、ポテンシャルを発揮できる社会の実現を目指す。

女子サッカーがその固有の価値で、日本・アジア・世界の、サッカー・スポーツそして社会の発展に貢献する。