難コンディションに圧巻のパフォーマンス テレサ・ルーが単独首位スタート(撮影:ALBA)

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<富士通レディース 初日◇16日◇東急セブンハンドレッドクラブ 西コース(6,635ヤード・パー72)>
 強い雨と風によりアンダーパーは僅かに2人。多くの選手が苦戦した「富士通レディース」初日に、1人ロケットスタートを決めたのは今季4勝のテレサ・ルー(台湾)だ。

 テレサは前半2度の連続バーディでトップに立つと、折り返しての13番パー3でもう少しでホールインワンというスーパーショット。僅かに10センチ残したが、このホールを楽々バーディとしてスコアを伸ばす。その後の今日バーディが2人しかいない17番、1人もいない18番もしっかりとパーで乗り切りホールアウト。5アンダーと2位に3打差をつけて抜け出した。
 昨年覇者として迎えた「日本女子オープン」は9オーバーで予選落ち。「あの大会では“勝ちたい!”と考えすぎて、自分のゴルフにまったく集中できず悪い結果となった。プレッシャーがあると楽しくできない」と意気込むあまり自分を見失いかけていた。そこで思い出したのは“ゴルフを楽しむこと”だ。
 優勝した「日本女子プロゴルフ選手権 コニカミノルタ杯」は厳しいセッティングでも「まるでゲームみたい」と楽しんでいた。今日も強い風雨に悩まされるも、「いつもより考えることが多かった。だけど1打1打集中してプレーできました」と18ホール笑顔を絶やすことはなかった。
 明日も同じような天候が予想されるが、常々「難しいコースが好き」と語っているテレサにとっては望むところ。「明日も今日みたいなゴルフができれば完璧」。楽しい一人旅の先には、今季5勝目が待っているはずだ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>