美術品オークションの「シンワアートオークション」<2437>が5日、大証ヘラクレスに上場した。公募価格は65万円だが、この日は初値がつかなかった。

 同社は1987年、美術品の業者交換会として発足。89年に株式会社親和会となり、90年には第1回近代日本絵画オークションを開催した。2000年に交換会事業から撤退したものの、国内外の絵画を中心にオークション事業を中心に事業を展開してきた。最近では先月28日、梅原龍三郎の「富士山図」をオークションに出品し、2億8000万円で落札された。昨年7月にはルノワールの「オレンジを持つ少女」が1億5000万円で落札されている。

 主な収益源は、出品者と落札者からそれぞれ落札価格の10%ずつ支払われるオークションの仲介手数料。04年5月期単体決算は売上高16億8000万円、経常利益3億1000万円、純利益は1億7000万円。04年11月中間期単体決算(04年6月−11月)は売上高8億6000万円、経常利益2億8000万円、純利益1億6000万円だった。【了】