甘酸っぱい風味が人気の“ハスカップ”は、シベリアが原産の北方系植物。日本では、北海道や本州の高原地帯に自生しています。最近では品種改良が進んで甘みが増したものも出て、ジャムやお菓子作りに使われることも多くなっています。ハスカップの味や形はブルーベリーによく似ていますが、ブルーベリーに勝るとも劣らない栄養がいっぱいのフルーツなのです。

“ハスカップ”に含まれる主な栄養は?

ハスカップにはいろいろな栄養素が含まれています。主なものはビタミン類ではビタミンC、ビタミンEなど。ミネラルではカルシウム、鉄、マグネシウムなどです。特にカルシウムは、100g中に38咾盍泙泙譴討い襪里如骨粗しょう症の予防にも効果的です。また、食物繊維は100g中に2.1gとほかのフルーツに比べると、含まれる量はとても多くなっています。ハスカップは、さまざまな栄養素をバランス良く含んだフルーツでもあるのです。

“ハスカップ”の女性に嬉しい効果は美肌とアンチエイジング

ハスカップに含まれるビタミンCはコラーゲンの生成を助ける働きのあるビタミンですし、ビタミンEは血行を促進して美肌を保つ効果のあるビタミンです。これらのビタミンの効果に加えて見逃せないのが、ブルーベリーと同様にアントシアニンが豊富に含まれていること。もちろん、視力の維持や眼精疲労にも効果的ですが、ハスカップのアントシアニンには、最も抗酸化力が高いといわれる「シアニジン」という成分が多く含まれているのです。シアニジンには抹消血管を活性化する働きもあるので、アンチエイジングにも効果的です。

“ハスカップ”の栄養はブルーベリーを上回る!?

ハスカップに含まれるビタミンCは100g中50mgとブルーベリーの5倍。シアニジンもブルーベリーの5倍もの量が含まれています。もちろん、カルシウムや鉄分、食物繊維も豊富で、古来、アイヌ民族の間では「不老長寿の実」と呼ばれていたほど。もし、生のハスカップが手に入ったら、ビタミンの栄養を生かすためにそのまま食べてみてください。ハスカップは日持ちがしないので、長く楽しみたいときは、ほんのり酸っぱいハスカップジャムを作ってもいいですね。

writer:岩田かほり