仕事に趣味にお付き合い……。やることがたくさん過ぎて寝る間も惜しい。でも寝不足は美容の大敵だけではなく、嫌な風邪を連れてくるかもしれません。風邪のシーズンが到来しますから、まずは睡眠から見直してみましょう。

睡眠と風邪の研究結果

米国カリフォルニア大学で、睡眠時間と風邪ウイルスについての研究結果が公表されました。2か月にわたり被験者の睡眠時間や睡眠の質、性格、飲酒喫煙、ストレスなどの情報収集をしたうえで、ホテルに隔離し、風邪のウイルスを点鼻薬で投与、粘膜のサンプルでウイルスの定着を確認したもの。その結果、1日の睡眠が6時間未満の人は、7時間以上の睡眠をとっている人に比べて4.2倍風邪にかかりやすく、5時間未満の睡眠だと4.5倍もかかりやすいとわかったそうです。それは年齢やストレスレベル、喫煙の有無さえ関係なく、睡眠の少なさが圧倒的に風邪ウイルスに感染しやすいということで、研究者さえ驚く結果だったそうです。

十分な睡眠は免疫を高める

睡眠中は、リラックスし身体を休息するための副交感神経が優位になるため、各器官の働きが緩慢になります。すると唾液の分泌が減ったり唾液を飲み込む動きが著しく減るので、喉が乾燥しやすくウイルスが体内へ侵入しやすくなり、風邪をひきやすくなることがわかっています。しかし、深い眠りには内臓や細胞の修復が活発になり疲れた臓器を正常に整える力があり、この力こそが免疫を強くしているのです。

眠たいのは身体が休みたいから

疲れて眠くなるのは、身体が疲れた筋肉や臓器を休ませ細胞を修復しようとしているから。風邪気味でだるいのも、身体の細胞がウイルスと闘おうとしているからです。そこで眠らなかったり無理をしてしまうと、まんまとウイルスに侵入され大暴れされるという結果になってしまうのですね。

忙しい時こそ、十分な睡眠をとって風邪をひかないようにしましょう!

writer:しゃけごはん