有村架純、連ドラ初主演で“深海の宇宙”に挑むも「水は苦手」
「子供のころから深海には興味がありました。だから今回、深海が舞台の連続ドラマで主演できると聞いて嬉しくて」と瞳を輝かせながら語る有村架純さん。

 放送されるたび、作品の質の高さが話題にのぼるWOWOWの連続ドラマWの新作『海に降る』で、潜水調査船の女性パイロットに扮している有村さんは、意外にも本作が連ドラ初主演。ドラマにかける思いから、“水”にまつわる思い出などを語ってくれました。

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あらすじ
 父の遺志を継ぎ、JAMSTEC(海洋研究開発機構)で有人潜水調査船「しんかい6500(6K)」のチームに所属し、“深海の宇宙”を追い求める深雪(有村)は、ある日、6Kに搭乗するチャンスをつかむ。それはJAMSTEC女性初のパイロット誕生も意味していた。しかし潜航直前、深雪は父のロッカーで1本のテープを見つけ、病死したはずの父の最期が収められた映像を目の当たりにし、恐怖に取りつかれてしまう。さらにそのテープには不可解な点があり……。

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⇒【YouTube】連続ドラマW『海に降る』告知映像 http://youtu.be/1Gb0I8vY3r8

◆オファーが来たときは嬉しくて「わっ」となりました

――深海を舞台にしたドラマだと聞いて、いかがでしたか?

有村:もともと深海には興味があったんです。昔から水族館に行くと深海魚を見に行ったりしていて。だから聞いたときは嬉しくて「わ!」ってなりました(笑)。実際に、深海の映像も見せてもらいましたが、私たち人間がだれも触れたことのない場所って、やっぱり神秘的だなと感じました。

――宇宙を研究するJAXAは有名ですが、JAMSTECの存在は初めて知りました。

有村:私も知りませんでした。JAMSTECの方にお話しを伺う機会もありましたが、たとえばうなぎの耳に入っている小石を調べて、どこどこ産といった内容を割り出すといったことも聞きました。そうした食についてもそうですし、地震予測とか、資源採掘とか、私たちの生活にすごく関係している機関なんだと感じました。

⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=372526

――深雪はJAMSTEC初の6K女性パイロットに選ばれます。男性の中でひとり頑張っている女性ですね。

有村:女性だからといって優しくしてもらえるような世界じゃありませんし、強くならなきゃとか、いろんな思いを抱えているんだろうと思いました。絶対に深海に潜るという目標があって、愛想がないとかぶっきらぼうだとか言われても関係なしに、自分の意思を貫こうとしている姿勢はかっこいいと思いました。仕事に対して夢や目標を持って臨むという気持ちは、とても共感できました。

◆頭の中で勝手に『アルマゲドン』の主題歌が

――有人潜水調査船のセットでの撮影だったとか。

有村:はい。本当に狭くて3人が三角座りしてもいっぱいいっぱいの空間なんです。そこで蓋を閉められて、実際には真っ暗な深海に潜っていく。すごく揺れるし、何が起きているのかわからない。深雪は6Kの中でパニックになってしまうのですが、そうしたこともありうるんだと感じさせる圧迫感は、入っただけで感じました。

――1話にはサーフィンのシーンもありました。

有村:初めて挑戦したんですけど、ちょっとは乗れるかなと軽く考えていたんです。でもやっぱり難しいですね(笑)。ボードの上で、一瞬、立ったら終わりでいいからと言われて、一生懸命ボードの上で漕ぐだけ漕いで、なんとか立てたくらいでした(笑)。

――海に入ること自体は好きですか?

有村:深海は好きなんですけど、水は苦手なんです。小さなころ、水がすごく怖くて。小学校のときって、プールで泳げない人コースとかありますよね。私、あそこにいつもいました(笑)。家族で海に行くときには浮き輪でのんびりしてましたね。

――改めて本作の物語にはどんな印象を抱きましたか?

有村:深海が舞台ですが、人間ドラマです。6Kチームは廃止の危機に陥るんですけど、組織としての闇の部分がフィクションとして描かれていて、脚本を読んだ段階で、すごくモヤモヤしました。なんでこんなこと言うの! とか、もう! とかひとりでイライラしたりして(笑)。でもそうやって感情を揺れ動かしてくれる脚本だったからこそ、大変なスケジュールでも乗り切れたような気がします。私、読んでいる段階で、勝手に自分でテーマソングを考えてたんです。『アルマゲドン』の主題歌(笑)。盛り上がるシーンのときには、それが頭の中で流れてました。とにかく感情を揺さぶってくれる作品だと思います。

<PHOTO、TEXT/望月ふみ>

WOWOW連続ドラマW『海に降る』は毎週土曜夜10時放送中
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WOWOW連続ドラマW『海に降る』オフィシャルサイト http://www.wowow.co.jp/dramaw/umi/