10月12日から地上波での放送もスタート、毎週月曜深夜24時55分からフジテレビで放映中の「テラスハウス」新シーズン。
Netflix配信は一ヶ月はやく今回が第6話。


山チャンネルで、山里さんが「いまテラスハウス悪人しかいません」と宣告するほどの怒涛のダーク展開に突入した第6話である。


登場人物のおさらいをしよう。
男性陣。

内原達也(うちはらたつや)


ウッチー。23歳。代官山の美容師で、イケメンで、背も高い、服を作るのが趣味。耳ピアス。
声が高いということをスタジオからいじられる。
第5回で、女子3人をそれぞれ同時にデートに誘い「うん」という返事をもらい(通称ウッチーウィーク)、スタジオからの「えええええー」(主に山ちゃん)の叫びを浴びせられる。

長谷川慎(はせがわまこと)


明治学院大学4年生21歳。大学野球のピッチャーで体つき良し。
みのりちゃんと「どう思ってるの?」「どう思ってるの?」と聞き合っていて、いい感じになっている。
むにゃむにゃ寝てるシーンがたびたび映しだされる純朴キャラだったのだが、第6話で暗黒の中心軸に……。

安達雄基(あだちゆうき)


27歳、タップダンサー。TAP BATTLE JAPAN OPENで3連続優勝。頭なんかのってる髪型。
第3回で、みんなに夢を語らせておいて「何言ってんの」と全否定してスタジオから総スカンをくらう。
悠里子ちゃんと水族館デートを予定していたが、その前のウッチーウィークでウッチーが悠里子ちゃんと水族館へ行くつもりだってことが判明。かぶってしまう。

女性陣。

中田みのり(なかだみのり)


21歳、モデル。スタイル抜群。
徳井「みのりちゃんはまあまあおバストやなー」
女子部屋にあまり居なくて、リビングで男子に交じってトークしていることが多いらしい。

信太美月(しだみづき)


サッカー関連メディアのプレス担当の会社員、週2でバリスタも。ヨガ、サーフィン、旅行が趣味。へそ出しがち。
姉御肌で、めんどうみがよさそう。

早田悠里子(はやたゆりこ)


かわいいお嬢様タイプで、医療系大学に通い医者を目指す。
徳井「ほぼセント・フォースやな」YOU「セント・フォースですね」
セント・フォースは、フリーアナウンサーが多く所属する芸能事務所。
呑みデートで、ペパリーゼを差し出したり、前の彼氏の話をして泣いたり、「私 水族館が好き」「あなたになら何か話せちゃうんだよね」と言ったりと、男子ノックダウンのテクを連発する(第4回)

ということで第6話。
ウッチーウィークである。
ウッチー&美月ちゃんのデート。楽しそう。
注目ポイントは、女子にデートプラン考えさせて「ナイスデート」からの「次は俺ね、俺が考えるから」展開である。
YOU「1個目やりながら2個目のコマを進めるってのは大事なことなのよ」と。
山チャンネルで山ちゃんは「ぷよぷよだったらすごい連鎖じゃん、みたいな」。
ぷよぷよだったら、連鎖考えられるのに!
新テラスハウスは、デートおよびデートに誘うシーンの連続なので、デート初心者にはめちゃ勉強になります(って、真似して、おまえがやってんじゃねーよって失敗するパタンかもしれんがな)。

続いて、ウッチー&悠里子ちゃんデート。
山ちゃんの「渋滞になれ渋滞になれ」という呪詛が時空を超えたのか、新江ノ島水族館に到着したら、もう閉まっている。
ウッチー「本当に申し訳ないです」と謝りながら、「またリベンジだね、これは」とすかさず2個目のコマを進める。

もどったウッチーは、男子部屋で「2日目のデートどうだった?」という質問に答える。
「違かったねやっぱり。2人でいるときの悠里子ちゃん」
「いい意味で?」
「いや、いい意味ではないかな」
「え?」
「気を使った」
スタジオで、徳井さんとYOUさんが「ウッチーVS悠里子ちゃん」解説をスタートする。
悠里子ちゃんが一枚上手で、悠里子ちゃんパンチが入ったからウッチー調子崩した説を聞いて、
山ちゃん「悟空とベジータみたいになってきた」と遠くを見る目でため息をつく。

ここから暗黒展開である。
このサイトは「エキサイトレビュー」で、この原稿はテラスハウス第6話のレビューなので、ふつうだったらこのへんで「ここからの展開は観てのお楽しみ」みたいな書き方をするんだろうが、いいよね、もう、これ読んでる人は6話観てるよね。ここのこと書かずにいれないからさ書くよ。書きますよ。観てない人は先に観てね

むにゃむにゃ寝てるだけの純朴青年だったまこっちゃんがニヤリ悪の顔をさらけ出してきた。
映像は、悠里子ちゃんがひとり座ってる女子部屋。
泣いてる? 泣いている。なんで?
「えええ?」「ちょっとまって、情緒不安定?」「ナミーダ?」スタジオざわざわ。
美月ねえさんが入ってきて、悠里子は、自分が泣いている理由を「何かこんがらがってよく分かんないんだけど」と言いながら告白。
なんと、ウッチーの「気を使った」発言を、まこっちゃんが悠里子本人に漏らしていたのだ。
スタジオ騒然である。「ちくったんだ」「まこっちゃんが情報屋だったんだ」「まこっちゃんなんで言うんや」「バカなの?」。
子供すぎて言うてはならぬことを言うてしまうタイプの超強烈純朴青年(=バカ)という説も、その後の悠里子の言葉で消え去る。
悠里子が言うには、その後にまこっちゃんからLINEがきて、こう書いてあった。
「いつでも相談に乗るから。悲しんでるとこ見たくない」
ぬぬぬぬぬー。
山ちゃん「子供だって割り切るには、大人の攻め方しよるんですよね」

美月アネゴがキレて「男同士でしゃべった話を陰口みたいに言ったとしたらダサい」と責めるのはまったくもって正しい。
でも、ちょっと思うのは、テレビカメラ前なんだよなー。
男同士の話っつーても、全国放送されちゃうんだよなー。話してるウッチーもいずれは全員に知れ渡ることを前提に話してるんだよなー。そこの感覚ってどうなんだろう。
単なるシェアハウスではない。テレビカメラが入っていて、台本はないにしても撮影されていて、そこでの「撮るよ、入ってきて」みたいな打ち合わせはされているわけだろう。
そういう特殊空間であることが引き起こしている部分は大きいのではないか。

次回を楽しみにしつつ、さて、『ぐりとぐら』読むよー。(米光一成)

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