敵地で格上イランとドロー…同点弾演出の本田「最低限のことはやれた」

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 日本代表は、13日にイランの首都テヘランにあるアザディスタジアムで開催された国際親善試合でイラン代表と対戦し、1−1の引き分けに終わった。

 最新のFIFAランキングで55位の日本が、アジアトップの39位につけるイランと対戦。前半は相手の激しいプレッシャーにミスが目立ち、リズムを掴めないでいると、前半アディショナルタイムにPKのこぼれ球からイランに先制点を許す。だが、後半立ち上がりにFW本田圭佑のクロスからFW武藤嘉紀がゴールを奪い同点。その後、両チームとも決め手を欠き、勝ち越しゴールを奪うことができず、1−1のドロー決着となった。

 本田は試合後、「前半、非常に苦しい戦いになって、チャンスを多く作ることができなくて、後半向こうのプレッシャーが少し緩んだところで、こちらのやりたいことが少し形になった」と振り返ると、8日に行われたロシア・ワールドカップ アジア2次予選のシリア戦(3−0で勝利)と同じ展開になったため、「本当に残念な部分ではあるんですけど、前回の課題を解決することはできなかった」と悔しさを滲ませた。

 その一方で、「アウェーで負けなかったこと、1点なんでもちろん全然満足してないですし、悔しい思いも強いですけど、追いつけたということは最低限のことはやれたんじゃないかなというふうには思ってます」と一定の満足感を示すと、「勝てなかったことは非常に残念です。ただ、イランも非常にいいチームで、アウェーの厳しい中で、自分たちの実力不足からなんですけど、今日の引き分けっていうのは妥当な結果だったんじゃないかというふうに思います」と感想を語った。

 また、同点弾を演出した場面について本田は、「サイドでちょっとプレッシャーが緩くなりましたよね。イランのね。それでセンタリングを上げる時間ができて、中を見たときに何人かいい動きをしてる選手がいました」と振り返り、「武藤に合わせるという形に結果的になりましたけど、本当に彼が取ってくれてよかったです」とゴールを喜んだ。

 そして同試合で日本のサッカーをどれだけ見せることができたかとの問に、「点が取れてないという意味では、結果的にはやれてない」と厳しく評価するが、「やろうとしてた形になりかけてた部分があった」ともコメント。「(後半は)40パーセントくらいですかね。前半に関しては20パーセント、10パーセントのレベル」と数字で表すと、「70、80パーセントのレベルになってくれば、世界の強豪ともやりあえる形になってくるんじゃないかと思ってる」と明かした。

 日本代表は、11月12日に行われるロシアW杯アジア2次予選でシンガポール代表とのアウェーゲームに臨む。