イラン代表で警戒すべき5人【写真:Getty Images】

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ハリルJが警戒すべき5人の要注意人物

 日本代表は13日、親善試合でイラン代表と対戦する。アジア最高となる39位のイランと“完全アウェー”となる今回の一戦は、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が就任して11試合目となる日本代表にとって難しい試合となりそうだ。激闘の前に、イラン代表で警戒すべき5人の要注意人物を紹介しよう。

アシュカン・デジャガー

 切れ味鋭いドリブルを武器に左サイドを駆け上がるイラン代表のキーマンだ。クロスやプレースキックの正確で、得点能力も高い。生まれはイランだがドイツで育ち、U-21までの各世代ではドイツ代表としてプレーしている。

 ブンデスリーガでのプレー経験も豊富だ。2007年から2012年まではヴォルフスブルクに在籍しており、日本代表のキャプテン長谷部誠ともチームメイトだった。

メフディ・タレミ

 このアジア二次予選からイラン代表としてプレーする新生。187cmの長身に加えて足元の技術も高く、ポストプレーを許すと一気にゴールへと迫られてしまう。

 イランリーグの名門ペルセポリスに所属し、現在得点ランク首位タイとなる5得点(6試合)を記録。23歳とまだ若く、イラン代表の将来を担う存在だ。

アリレザ・ハギギ

 イラン代表を最後尾から支える守護神。ロシアの強豪ルビン・カザンでプレーしており、193cmの長身を誇る。

 去年のブラジルW杯では惨敗に終わってしまったが、それ以降は鉄壁の守りを見せている。出場した7試合で失点は4、今年1月のアジア杯では無失点でグループリーグを突破している。

 今年3月に行われたチリとの親善試合では、フルメンバーを揃えた南米王者に対して2-0の番狂わせを起こす立役者ともなった。日本戦で出場すれば、二次予選初戦のトルクメニスタン戦以来となる。

アンドラニク・ティモリアン

 チーム最年長のベテランで、イラン代表史上7位となる87キャップを持つ。ボルトンやフルハムなどプレミアリーグで長くプレーしており、国際経験も豊かだ。

 豊富な運動量で相手の攻撃の芽を摘み、素早く展開するプレーが持ち味。長くイラン代表を支え続けてきた精神的な支柱でもある。初めて代表に招集されたのが、2006年ドイツW杯アジア最終予選の日本戦。この時は出番がなかったが、今回初めて日本代表とピッチ内で対戦する。

カルロス・ケイロス

 今回のイラン代表で、最も警戒すべき人物かもしれない。1997年には名古屋グランパスの監督として指揮を執り、サー・アレックス・ファーガソン監督(当時)の右腕としてマンチェスター・ユナイテッドのアシスタントコーチを務めた。3度のプレミアリーグ優勝に加え、2007/08シーズンのチャンピオンズリーグ優勝にも貢献している。

 レアル・マドリーでも監督を務め、2010年南アフリカW杯では母国ポルトガルを率いてベスト16まで進出した。イラン代表監督には2011年に就任。2010年南アフリカW杯を逃したイランだったが、世界的名将のもとブラジルW杯出場権を獲得。イランには守備を中心として改革を進め、就任して39試合で26失点と結果も出始めている。

 日本と世界を知る名将の存在は、日本代表にとって最大の脅威となりそうだ。

text by 編集部