Doctors Me(ドクターズミー)- 身近な不思議。ペンだこって何?なぜできるの?

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ペンだことは文字通り鉛筆やペンなどを同じ位置で終始持つことによってできる皮膚や皮下の組織が硬く盛り上がる症状のこと。指の腹や比較的皮膚の軟らかいところにはできにくいのですが、皮下に骨などの硬いものがある部位ではたこができやすい傾向にあります。このような体にできるたこの原因は鉛筆やペンだけでなく、同じ位置に体より硬いものが当たり続けることによって引き起こされるといいますが…。

ペンだこ、体のごく自然な反応

同じ部位にペンが当たる圧力によってまずは皮膚が硬くなってきます。続いて皮下の組織が硬くなってきますが、硬くなった組織が徐々に盛り上がってたことなります。このことは異常なことではなく、体を守る生理的なこと。

できる部位によって、生成時間が異なる!?

ペンだこはペンを持つ時間に比例してできますが、できる部位によって生成時間は異なります。皮下に骨などの硬いものがある部位では比較的たこができ易いですが、皮膚の軟らかい部位ではできるのに時間がかかるといった特徴があるのです。
たこができる時間はペンの持ち方やできる部位によって異なりますが、1日数時間のペンによる作業を続けていると数ヶ月でできることがあります。

ひどいケースでは、出血することも…

ペンだこの症状はたこができることによる違和感や痛みです。たこの表面の皮膚は徐々に硬くなりますが、たこに炎症が起こったり、皮膚が剥がれたりすることがありますので、その際には痛みがひどくなったり浸出液が出たり出血したりすることがあります。

改善&予防法

同じ位置でペンを持たないようすることが第一です。ただペンの持ち方というのは習慣でもあるので、なかなか変えることが難しいといった側面も。その場合は使用するペンを変えること改善・予防の上で効果的だといえるでしょう。

<ペンを変える上でのポイント>
・太さや硬さを変えるのも手ですが、同じ位置にペンが当たらないデザインを選ぶことも大切なポイントです。
・一般的には細いペンよりは太いペン
・硬いペンよりは軟らかいペン

<その他の予防&改善アイデア>
・指にサックなどをする
・市販の皮膚を軟らかくする貼り薬を使う
硬くなった皮膚が軟らかくなって、たこが徐々に吸収されていきますが、その間はたこにはペンなどを当てないようにすることが必要です。当ててしまうと痛みが起きたり、出血したりすることがあります。
・なかなか改善されない、あるいは悪化する場合は皮膚科を受診

医師からのアドバイス

ペンだこができやすい人の特徴は筆圧の強い人、ペンの持ち方に癖のある人。ただいずれも習慣ですので、変えることはなかなか難しいですから、何種類かペンを使い分けて同じ部位にペンが当たらないようにすることが必要ですね。

(監修:Doctors Me 医師)