EURO予選敗退の窮地に立たされるオランダ代表【写真:Getty Images】

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 ブラジルW杯で3位に輝いたオランダ代表が、EURO予選敗退の窮地に立たされている。

 オランダは第9節時点でグループAの4位。残り1試合でプレーオフ圏内となる3位に入らなければ、その瞬間に予選敗退が決定する。

 現地時間10日に行われたアウェイでのカザフスタン戦には1-2で勝利して望みをつないだものの、3位トルコがすでに本大会出場を決めているチェコに勝利したことで、勝ち点差は2のまま。オランダは最終節のチェコ戦(ホーム)に勝利しても、トルコがアイスランド戦に引き分け以上の結果を残せば、トルコの3位が確定する。

 全9グループのうち、最も成績の良い1ヶ国はプレーオフに参加せずに本大会へ進出することができる。現在3位チームで最も好成績を収めているのはグループFのハンガリーで、これを上回る可能性があるのはグループAのトルコのみ。
(※開催国フランスが入るグループI以外の8グループは、最下位との対戦結果を除いた成績が対象となる)

 つまり、オランダは『3位最高成績』の可能性が消滅。これにより、本大会へ出場するには最終節チェコ戦に勝利し、トルコがアイスランドに敗れ、且つホーム&アウェイ形式のプレーオフを勝ち抜く必要がある。

 カザフスタン戦では、正守護神のヤスパー・シレッセン(アヤックス)が試合前のウォームアップで負傷。代わりに出場したティム・クルル(ニューカッスル)も試合途中で負傷交代となるなど、不吉な予感も漂う。

 オランダが最後に予選で敗退したのは1984年大会、奇しくも開催国は今大会と同じくフランスだった。

 8大会ぶりの予選敗退阻止へ――。オランイェ(オランダ代表の愛称)は奇跡を起こすことができるだろうか。

text by 編集部