ハリル、柏木のニックネームは「ウラワ」…興梠と同じ体幹の弱さをネタに

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 13日のイラン代表戦に向けて調整を続ける日本代表は11日、テヘラン市内で非公開練習を実施。ハリルジャパンでのデビューを狙う柏木陽介(浦和レッズ)はこの日の練習後、「監督のやりたい戦術が分かってきた。このやり方はすごくハードやし、タフな試合になるけど、ハマれば本当に強いチームにも勝てるのではないか」と代表チームの可能性に大きな手応えを示した。

 8月のEAFF東アジアカップで初めてヴァイッド・ハリルホジッチ監督のリストに入った柏木だが、出発前日のリーグ戦で負傷し、無念の代表辞退を強いられていた。そこから巻き返しての遠征メンバー入りとなったこともあり、「まだ様子を見てもらっている感じ。自分なりにアピールをしている段階だと思う」と控えめなコメント。「まずは一人ひとりの能力を把握しながら自分の良さを出すようにしていて、そこはできていると思う。もちろん試合には出たいし、準備はしているけど、今回は練習でしっかり見てもらって、ここから代表に残っていくことを心掛けてプレーしている」と指揮官に自らの存在を印象づけることから入っていることを明らかにした。

 もっともハリルホジッチ監督からはしっかりと覚えられているようだ。

「(監督とは)多少、コミュニケーションを取るようになったんですけど、最近は名前じゃなくて『ウラワ』って呼ばれています(笑)。たぶん(興梠)慎三も含めてだと思うんですけど、二人とも体幹トレーニングが弱いので、うまくできないところをまとめて呼ばれている感じですね(苦笑)」

 もちろんチームでも体幹トレーニングには取り組んできたが、「(代表に)来るまでもやっていたつもりだったけど、それ以上にキツい」と想像以上の負荷がかかっているという。だが、他の選手がしっかりとこなす姿を見て、「チームに帰ってからも続けていかなければいけないし、球際の部分やフィジカルの強さは自分に足りていない部分。そこを強化しながら攻撃で自分の良さを出していけるようにしたい」とさらなるレベルアップを誓っていた。

 ただ、思わぬところで体幹の弱さをクローズアップされる形になってしまった興梠にとっては、いい迷惑だったかもしれない? いずれにしても両選手のフィジカル強化には注目しておきたいところだ。

文=青山知雄