ゴールを喜ぶイタリア代表の選手たち【写真:Getty Images】

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 EURO本大会出場のかかる重要な一戦が10日に行われ、国と国のプライドがぶつかりあう真剣勝負が各地で繰り広げられた。

 すでにアイスランドとチェコが本選出場を決めているグループAは、オランダとトルコがプレーオフ出場権を争っている。

 不振から抜け出せないオランダはアウェイでカザフスタンと対戦し、33分にジョルジニオ・ワイナルドゥムのゴールで先制すると、50分のウェズレイ・スナイデルにも得点が生まれて2点差に。後半アディショナルタイムに1点を返されたものの、勝ち点3を獲得してプレーオフに望みをつないでいる。

 トルコはアウェイですでに突破を決めたチェコと対戦。スコアレスで迎えた62分にセルチュク・イナンがPKを沈めてトルコが先制すると、80分にはアルダ・トゥランのアシストからハカン・チャルハノールが決めて勝負あり。

 2-0で勝利して勝ち点を15に伸ばしたトルコは、最終戦を残して同13のオランダを2ポイント上回っている。プレーオフ出場を実現するためにはアイスランドとのホームゲームに勝つか引き分ける必要がある。

 もしトルコが引き分け以上であれば3位が確定し、オランダ対チェコの結果に関わらずプレーオフに駒を進める。

 グループHのイタリアはアゼルバイジャンに3-1で快勝してEURO本大会出場を決めた。11分にエデルが先制点を奪うと、ステファン・エル・シャーラウィとマッテオ・ダルミアンにもゴールが生まれ、相手の反撃をミス絡みの1点に抑えて勝利を収めている。

 一方、2位ノルウェーはマルタを破って勝ち点を獲得したものの、3位クロアチアもブルガリアに勝利して勝ち点を伸ばし、最終戦での逆転2位突破に望みを残した。

 ノルウェーとの間に2ポイント差を抱えているが、クロアチアが最終戦で本大会行きを決めるにはマルタに勝利したうえで、2位ノルウェーがアウェイでのイタリア戦に引き分けるか敗れなければならない。非常に厳しい条件だが、どの国も最後まで希望を捨てていない。

text by 編集部