Doctors Me(ドクターズミー)- 【DNA Diet and Lifestyle】vol.1: 遺伝子から見直す健康人生!

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現代日本の健康実情

皆さんは現代日本人の置かれた状況を正確にご存じですか?

厚労省等の調査では、

・3人に1人は花粉症などのアレルギー [※1]
・2人に1人がガンになり、3人に1人がガンで亡くなる [※2]
・40〜74歳の男性の2人に1人、女性の5人に1人はメタボかその予備軍 [※3]
・65歳以上の6人に1人は自立した生活が出来ない [※4]

とされています。

現代医療でもってしても、対症療法に頼らざるを得ない病気が、日本人の死因の高い病気(がんや心臓病など)を占めています。
ヨーロッパやアメリカに住んでみて、日本の医療を世界最高レベルの「早い、安い、高品質」の、技術と制度だと自信を持って断言できますが、それでもなお、根本原因には対処できない病気がたくさんあるのです。

どうして治らない病気が増えているの?

メタボや花粉症やガンなど近年、なかなか治らない病気が急増していますが、なぜでしょうか?

花粉症やガンも含めて広い意味で「生活習慣病」なのです。体の調子の良さや病気とは細胞1個1個の機能が上手くいっているかどうかにかかっています。最新の研究ではヒトの体は37兆個の細胞から成り立っていると考えられていますが、これらの細胞の働きには日常生活の様々なことが影響します。

・食べたもの
・生活の仕方
・心の在り方

…などなど、色々なことが良くも悪くも体の機能に関係し、病気の原因になったり、逆に治したりするのです。
近年これらの病気が急増しているのは、ヒト本来の細胞に合っていない生活をしている人が増えているから、とも考えられます。

遺伝子から見直そう!

細胞の機能は遺伝子によって管理されています。遺伝子には都合の良い遺伝子も悪い遺伝子もあるのですが、ヒト本来の遺伝子に沿った食事や生活をすることによって、良い遺伝子の力を最大限発揮すると細胞の機能が向上し、自然治癒力が回復、病気になりにくい身体になることが期待出来ます。

本コラムでは、健康に人生をもっと楽しむために、医学的視点から食生活や生活の在り方についてお話させていただき、皆様自身の生活を見直すきっかけになれば、と思っております。

〜医師:松本 明子〜

脚注

[※1]アレルギー疾患対策 現状、評価、課題
[※2]最新がん統計
[※2]死因順位(第5位まで)別にみた年齢階級・性別死亡数・死亡率(人口10万対)・構成割合
[※3]生活習慣病対策
[※4]平成24年版 高齢社会白書(全体版)