遠藤保仁【写真:Getty Images】

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 ヤマザキナビスコカップ準決勝の2試合が11日に行われ、鹿島アントラーズはヴィッセル神戸と、ガンバ大阪はアルビレックス新潟とそれぞれホームで対戦した。

 第1戦を2-1で勝利して終えていた鹿島はこの日も序盤にリードを奪って試合を優位に進める。16分、右サイドのスローインから赤崎秀平が折り返し、中村充孝が右足で先制点を挙げる。

 その後も主導権を握った鹿島だったが、食らいつく神戸に同点弾を浴びる。しかし後半立ち上がりの53分に赤崎のシュートのこぼれ球を金崎夢生が押し込んで再びリードを広げると、74分に再び金崎が追加点。2戦合計スコアを5-2とする。

 終盤には途中出場のカイオもゴールを奪い、終始神戸を圧倒して逃げ切った鹿島が3年ぶりのナビスコ杯決勝進出を決めた。

 金正也の退場など不本意な出来でアウェイでの第1戦を落としていたG大阪。対するアルビレックス新潟はクラブ史上初の決勝進出に意欲を燃やす。

 2年連続の決勝進出を目指すG大阪は第1戦で温存していた主力を一気にスタメンへ戻し、遠藤保仁や阿部浩之、今野泰幸、パトリックら勢ぞろいで新潟をホームに迎えた。

 試合が動いたのは57分、G大阪がペナルティエリア手前でFKを獲得すると、キッカーの遠藤がGKも止めきれないコースに直接叩き込んで先制点を挙げる。これで2戦合計スコアは2-2となり、アウェイゴールを1つ奪っているG大阪が優位に立つ。

 すると後半アディショナルタイムには新潟のGK守田達弥もゴール前まで上がってセットプレーに参加するが、これが勝負を決めた。G大阪はこのプレーからカウンターに移ると、最後は藤春廣輝が無人のゴールにロングシュートを蹴りこんで2点目。

 2戦合計スコアを3-2としたG大阪が2年連続の決勝進出を果たした。昨季は三冠達成のきっかけを作ったタイトルで、今季もモチベーションは高い。

 今月31日に行われる決勝では鹿島アントラーズとガンバ大阪が激突することに決まった。会場は昨年と同じ埼玉スタジアム。J1でも上位を争う両者だが、勝利の女神はどちらのチームに微笑むだろうか。

text by 編集部