<スタンレーレディスゴルフトーナメント 初日◇9日◇東名カントリークラブ(6,583ヤード・パー72)>
 国内女子ツアー『スタンレーレディス』初日に6バーディ・ノーボギーで単独首位に立った藤本麻子。さぞ好調かと思いきや「先週からショットの調子が悪くて、コースに出れるレベルではない。どうやって予選突破しようか…」と今週は“最悪の調子”で会場入りしていた。
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 つかまったフェードが打ちたいが、コスリ球が出てしまい不安視していた藤本。そこで火曜日、水曜日は練習ラウンドをせずに、弾道計測器・トラックマンで自身の感覚と計測データの刷り合わせるためドライビングレンジで徹底的に打ち込んだ。
 「フェースが開いて当たっていることがわかって…。フェードを打ちたいと思っていたけど、結果的にはただのスライス。曲がりが強くなると嫌がって被せてしまって、左へ一直線だった」と弾道計測器の電池が切れるまで検証できたことで、多少の自信を胸に初日に臨んだ。
 ショットが悪ければ判断力に迷いが生じるもの。狙いどころがあやふやなまま打ってしまう傾向を払拭するため「結果は置いておいて自分が狙ったところにしっかりと打つことに集中しよう!」と2日間の検証を信じてプレーしたところ、「練習場での何百球より“コースでの1打”が自信になる。やっていることは間違っていなかった」と納得できるショットを打つことが出来た。
 「今日思ったのは“結果は本当にあとからついてくるんだな”って。1打1打しっかりと打ちたいところを決めて打つ。そして結果が悪くてもマネジメントで凌ぐ」。最終戦までどうやって戦うかを真剣に考え、ショット修正の方向性を明確を決めたことで生まれたシンプル思考がこの日の結果を生んだ。
 優勝よりも「やっておかなければならないことがある」という藤本。「今週だけで終わりじゃないですし、最終戦へ向けてどう自信を建て直していくかが一番」。来週の所属先の冠大会『富士通レディス』までに調子を上げていくことが目下の課題だが、ショットの自信を深めつつ“シンプル思考”を貫くことができれば、今大会での勝利の可能性も十分あり得る。
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