読書の秋。それなのに目が疲れて眉間にシワが。あれ? 充血していてかわいくない。目薬を使ったら楽になるのかしら? しかしドラッグストアの目薬コーナーには、似たり寄ったりの成分の目薬がずらりと並び、一体どれを選べばいいのか頭を抱えてしまいますよね。

冷やす?温める?セルフケアにもテクニックが

起きている間、常に働いている目。現代は視覚から入る情報も多く、文字を読むこと以外でも目は酷使されています。PCやスマホ、ゲームなどで一点を見続けることで目や目の周りの筋肉が凝り固まって疲れ目になります。そんな時はセルフケアをしてみて。目がショボショボしてきたら疲れ目のサイン。蒸しタオルや温熱シートで温めて血行を良くしましょう。ただし目が充血している場合は、冷やして炎症を鎮めます。疲れ目と炎症ではケア方法が違うので注意が必要。ショボショボしつつ目が充血しているという両方の症状がでていたら、温と冷を交互にすると良いでしょう。

刺激の強い目薬は何のためににあるの?

目薬には、点したときに刺激があるものと無いものがありますよね。なんとなく爽快感が得られますが、実際のところどんな意味があるのでしょうか?これは点したときに血管を収縮させて充血を解消させるため。つまり充血を取るタイプのものは刺激が強い傾向があります。ただし、目の充血の原因は病気の場合を除き、血行が悪くなり凝り固まった眼筋や周りの筋肉に酸素や栄養を運ぼうと血管が太くなるため。これを収縮させてしまうと、疲れ目が治まるどころか酷くなることもあるのです。できれば血管収縮剤の入っていないものを眼科医は勧めています。

症状別、目薬の選び方

それでは目の症状別にどんな目薬を選べば良いかまとめておきましょう。

□疲れ目

目の神経の機能維持に必要なビタミンB6やビタミンEが配合されているもの。目の栄養補給や代謝を助けるL-アスパラギン酸カルシウム、パンテノール、酢酸d-a-トコフェロールが配合されているもの。

□かすみ目(ピントが合うまでに時間がかかり、物がだぶって見える)

ピント調節を助けてくれるネオスチグミン硫酸塩、ビタミンB12が配合されているもの。

□目が乾くドライアイ

角膜に潤いを与えるコンドロイチン酸ナトリウム、ヒアルロン酸、フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム等が配合されているもの。

□ものもらいや結膜炎

抗菌剤サルファ剤が配合されているもの。

目の症状は複合していることも多いので、一番軽くしたい症状に合ったものを選ぶと効き目を実感できるはずです。目薬を上手に使えば疲れ目や充血のお悩みからも解消され、うるうるの瞳で自信を持って人と接することもできますよね。


writer:しゃけごはん