映画『アントマン』が公開中です。
 アントマン 公式サイト
特殊スーツで1.5cmに縮むことができるヒーローの実写映画です。

『アントマン』は「マーベルコミック」に出てくるヒーロー。初出は1962年「Tales to Astonish #27」とかなり古いキャラ。初代は「ヘンリー・ピム(ハンク・ピム)」。映画の主人公は二代目の「スコット・ラング」。
来年公開予定の映画『キャプテンアメリカ:シビル・ウォー』にも参戦、アイアンマンらと共演します。


「マーベル・コミック」は1939年創立という、古い歴史を持つアメコミ出版社。
スパイダーマン、ハルク、キャプテンアメリカ、ハルク、X-MENなど、日本でもおなじみのキャラクターを生み続けてきました。
21世紀になってからは、スーツのデザインも現代風にアレンジ。映画も次々公開、『アヴェンジャーズ』などのクロスオーバー作品が作られています。

世界中の人が知っている「ヒーロー」を生み続けているマーベルとは、どんな会社なのか?
クリエイター&コンテンツ開発の方に聞きました。

回答者
C.B.セブルスキー
(マーベルエンターテイメント クリエイター&コンテンツ開発 シニア・バイスプレシデント)

現在の「マーベル」のキャラクター


───アメリカでの「マーベル」のキャラクター人気って、どのくらいなんでしょう?

CB: マーベルのキャラクターは現在、過去と比べてもっとも人気があり、愛されています!
「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」や、今夏のヒット作「アントマン」など、マーベルの新作映画公開に伴って、キャラクターたちに対するファンの理解と愛は深まっています。
劇場公開でファンになってくれた人たちはさらに、コミック、テレビアニメーションシリーズ、ビデオゲームに登場するキャラクターたちの新作も心待ちにしてくれるようになっています。

マーベルの「ヒーロー像」


───マーベルが考える「ヒーロー」ってどんな存在でしょう?

CB: マーベルが理想とするヒーローは、まず始めに普通の人間であること、その次に超人であることです。
彼らはマスクをつける前にすでにヒーローなのです。
皆さんが目にする悪役と戦い、人々を困難から救っている姿は、派手なコスチュームに身を包んだスパイダーマンやアイアンマン、キャプテン・アメリカかもしれませんが、実はピーター・パーカー、トニー・スターク、スティーブ・ロジャースの勇敢な姿を描いたストーリーなのです。
消防士や警察官が制服を着て出動するのと同じように、マーベルのヒーローたちも制服で仕事に向かいます。マーベルのすべてのキャラクターが持つ一番のパワーは勇敢さです。

あなたの窓の外にある世界


───日本では、マーベルのコミックが入手困難なんです。どうやって世界にコミックを届けようとしてるんですか?

CB: マーベルが世界の通貨や為替レートに対してできることはそれほど多くありませんが、日本を含む世界各国で1人でも多くの読者にマーベル・コミックを読んでもらえるように、さまざまな取り組みを行っています。

───マーベルは今、新規のファンや子供のファンも増えていますよね。そのへんを意識して作品に盛り込んでいることってありますか?

CB: はい、あります。マーベル・ユニバースはいわゆる「あなたの窓の外にある世界」であり、今日ニュースで流れた出来事を映し出している、ということを私たちは常にお伝えしています。
当社のファンやクリエイターの基盤は拡大し、かつ国際的になってきているため、世界に通じる窓も大きくなっています。また、ストーリーにおけるヒーローの活躍もグローバル化してきています。つまり、ヒーローがさまざまな国に出没するようになってきているのです。
また、若いファンにはマーベル・ユニバースの長い歴史にひるまないでいただきたいです。キャラクターに対する人気の高まりを考慮しながら、コミックでもアニメーションであっても、マーベル・ユニバースをよく知らない新規のファンも容易に理解できるストーリー作りをしています。

日本に向けてのメッセージ


───日本でマーベルのキャラクターを広めるため、どんなことをしていますか?

CB: 日本でブランドを成長させ、ヒーローの認知度を上げていくことに非常に力を入れています。そのために日本で、さまざまなパートナーや企業と協働し始めました。
昨年は、テレビ東京でアニメシリーズ「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」の放送を開始し、バンダイと協力してキャラクター商品の販売に力を入れました。このシリーズは若い視聴者をターゲットとし、マーベル・ユニバースに日本の新しいキャラクターを登場させました。
また、講談社が発行する週刊漫画雑誌で、日本人の漫画家による作画でアベンジャーズの連載が始まりました。日本のファンに向けてアメリカの商品をリパッケージするよりも、日本のクリエイターを使い、日本人の好みとセンスに合うオリジナルストーリーや商品を作る方法を模索しています。

───日本のファンは、マーベル作品を映画などで楽しみにしているんですよ。今後、ファンが楽しめるようなプロジェクトの構想ってありますか?

CB: もちろん、あります。マーベルは何年も、幅広い年齢層のファンに対してバランスのよいアプローチを行ってきました。年齢の高いファンを喜ばせ続けることは、新しいファンを惹きつけるのと同じくらい重要なことであり、どちらに対してもうまく対応してきました。
マーベルは最近、創立75周年を迎えましたが、当初からの読者で引き続きコミックスを読んだり映画を見たりしてくれる人もいます。
私たちは長い将来を見据え、生涯にわたるのファンを築いているのです。
日本においても、そして日本の熱烈なファンの人に関しても、当社の考え方は変わりません。数十年来の読者やファンに対して、高品質かつ魅力ある商品や番組を発表し続けます。
そしてそのようなファンの皆さんが、マーベルに対する愛情を若い世代に引き継いでくれるよう願っています。

───アメリカでは「マーベル」はブランド化してますよね。日本でもそれが定着するよう、取り組んでいることってありますか?

CB: 実際のところ、マーベルのブランドもキャラクターの認知度向上と同じくらい速く、日本で拡大していると思います。
ユニクロの新しいTシャツラインナップや、マーベルのコーヒーマグやスマートフォンケースなどの雑貨商品などのように、マーベルのロゴが付いた商品は、他のどの国よりも日本でよく売れています。私たちの戦略はシンプルです。
何気なくマーベルのコミックを読んだり、映画を見に行ったりした人にも、人間の精神と心を持つヒーローで溢れるストーリーの楽しさに気づいてもらえるようにすることです。


───「マーベル」ってどんな会社ですか?

CB: キャラクター、クリエイター、アート、ストーリーの素晴らしさを、出版物、映画、テレビ、携帯電話、あるいはコンピューターなど、どこで目にしようと、マーベルは、一流のエンターテインメントを提供する、信頼に値するブランドです。

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(たまごまご)