首位浮上に安堵の長谷部「自分たちで取り返せた」

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[10.8 W杯アジア2次予選 日本3-0シリア マスカット]

 首位奪取に安堵した。今年6月に開幕したW杯アジア2次予選は初戦のシンガポール戦でまさかのスコアレスドロー。9月はカンボジア、アフガニスタンに連勝したが、2勝1分の勝ち点7にとどまり、E組首位には3連勝のシリアが立っていた。

 もしも負ければ、自力での首位突破がなくなる大一番。MF長谷部誠(フランクフルト)は「こういう難しい状況にしたのは自分たち。それを自分たちで取り返せたかなと思う」と、直接対決を制してE組首位に立ったことを素直に喜んだ。

「ここで折り返しなので、残りの試合も圧倒して勝っていきたい」。アジア2次予選は一巡を終え、ここから後半戦に入る。11月にはシンガポール、カンボジアとアウェーで連戦。年明けの3月にはホームでアフガニスタン、シリアと対戦する。

「90分、相手にチャンスをつくらせないぐらいの試合をしないと。今日の試合も我慢して失点ゼロに抑えたことはポジティブだけど、その隙すら与えない強さを付けないといけないとも同時に感じた」

 アジア2次予選で苦戦しているようでは、最終予選は勝ち抜けない。危機感を強めるキャプテンが見据えるのは、13日の国際親善試合イラン戦(テヘラン)。最終予選のライバルともなり得るイランとのアウェーゲームは、チームにとって重要な試金石となりそうだ。

(取材・文 西山紘平)


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