対人守備、ラインコントロールを問題なくこなした槙野。身体を張ってピンチの芽を摘んだ。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 ワールドカップ・アジア2次予選の日本対シリアは10月8日、オマーンのマスカットで行なわれ、日本が3-0で勝利した。
 
 この試合に出場した槙野、長友、西川のコメントをお届けする。

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槙野智章(浦和/DF)
 
――試合を振り返ってみて
「前半は我慢の展開でしたけど、時間の経過とともにペースを掴めたのは良かったと思います。こういう状況だったので、最初から上手くいくとは思ってなかったですし、我慢強く戦えた結果だと思います」
 
――相手がロングボールを放り込んできて、DFとしては見せどころだったのでは?
「分析どおり、真ん中からロングボールを放り込んでくるのは分かっていた。僕と(吉田)麻也が中心に撥ね返すこと、ラインを下げずコンパクトに保つことは監督から言われていたことだったので、それは上手く対応できたと思います」
 
――観客が少なかったこともあって、声が響いていたね?
「本当っすか? コミュニケーションに問題なく戦いたかったので、マークの受け渡しだったり、声で解決できることはこなせたと思います」
 
――個人的な出来も良かったのでは?
「試合を通じてファウルしたのは1回くらいだったんじゃないですか? チームとしても守備意識を高く持った結果が、3-0につながったと思っています」
 
――前回は怪我で離脱して試合に出られなかったが、こういう大事な試合に再び使ってもらえたことに関しどう思う?
「もう一回使ってもらえるってことで、しっかり結果は出さないといけないので、なにより、失点をしなかったことは良かったです」
 
――これまでの相手と違って前に出てくる相手だったことについては?
「何度かピンチはありましたけど、身体を張って我慢することは自分の中で準備してきたことだったし、上手く抑えられた。チームとしては、1点だけで終わらず、ギアを上げて2点目を取りに行ったりと、メリハリのある戦いは出来たんじゃないかと思います」
長友佑都(インテル/DF)
 
――後半勝負という考えはあったのか?
「相手が前半から前掛かりに来たので、後半は運動量が落ちるというのは試合前から話していました。そういう意味では狙いどおり。ただ、失点してもおかしくない場面もあったし、そこは修正しないといけない。最終予選になったらもっと厳しくなるしね。0点に抑えたことは評価していいと思う」
 
――今季、所属クラブでなかなか試合に出られなくても、アグレッシブさは見せられたのでは?
「まあ、僕自身試合に出られない中でも、練習はしっかりこなしている。コンディションには自信がありました。本当に激しいトレーニングをしているのでね。今の僕にできるのはそれしかないので」
 
 
西川周作(浦和/GK)
 
――監督から布陣のバランスに問題があったとの指摘もあったが、後ろから見ていてどうだったか?
「ボールの取られ方が悪かった分、後追いになるところもあったのでそこは修正できるポイントだと思います。まあミスといってもトライしてのミスなので、そこはあまり重く見る必要はないと思います」
 
――正守護神の座を固める意味でも、大きな結果だったのでは?
「僕自身、色んな経験ができていますし、無失点で勝ち続けるというのが非常に大事なことなので、まだまだ難しい戦いが待っていますけど、この経験を今後に生かしていきたいですね」