劇場が増え、イベントも充実!世界で話題の176作が集結「第28回東京国際映画祭」

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国内はもちろん、世界中の映画監督やスクリーンの中のスターに直接出会えるチャンスもいっぱいある「東京国際映画祭」。2014年には、オープニングセレモニー会場の「六本木ヒルズ アリーナ」に嵐がサプライズ登場して話題に。アジア最大級の映画祭だし、映画ファンの女子は見逃せないはず。

2015年10月22日(木)から31日(土)まで、「TOHOシネマズ六本木ヒルズ」をはじめ、新宿地区の映画館(新宿バルト9・新宿ピカデリー・TOHOシネマズ新宿)と都内各所の劇場やホール6か所で「第28回東京国際映画祭」が開催される。期間中に上映される作品は特別上映も含め176作品にもおよぶそう。

チケットは10月10日(土)の12時から販売が開始され、公式HPでの申し込みと「ticket boardインフォメーションセンター」(0570-009-300)への電話予約、または各劇場窓口で購入が可能。

中でも注目は、映画祭の顔とも言える「オープニング&クロージング作品」。「映画祭にふさわしい作品で、プレミア感があり、上映時にクリエイターやスターが登場するなどの条件を満たした作品が選ばれています」と、広報担当者さん。

今年のオープニング作品である『ザ・ウォーク』(写真)は、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などで知られるロバート・ゼメキス監督の最新作。1974年当時、地上411mと世界一の高さだったワールド・トレード・センターの2つのビルの間を、命綱なしで歩いた男の実話だそう。最先端のVFX技術による視覚効果で、誰も見たことがない景色を映画化した、話題の作品とか。こちらは10月22日(木)に「TOHOシネマズ 六本木ヒルズ」での上映。


一方、クロージング作品の『起終点駅 ターミナル』(写真)は、北海道・釧路で出会った男女が、絶望の中から新たな人生へと歩みだす感動の物語。佐藤浩市、本田翼の共演で、2013年の直木賞受賞作家・桜木紫乃の最高傑作を映画化したという。

このほかにも、映画祭でしか観ることのできない、世界初上映を含む国内外の魅力的な作品が多く上映される。例えば10月24日(土)に上映される「ディーン、君がいた瞬間(とき)」は、伝説の俳優ジェームス・ディーンを「アメイジング・スパイダーマン2」などで注目される俳優デイン・デハーンが演じる話題作。

特集上映では、第1回東京国際映画祭(1985年)のオープニング作品だった、黒澤明監督の『乱』を4Kデジタル復元したものや、「起動戦士ガンダム」の特集など、さまざまな企画が満載。

また、世界中から集まった新作のコンペティション部門16作の中から、グランプリ作品が選ばれ、最終日に上映されるのも見どころ。


昨年大好評だった「東京映画食堂」も開催。10月23日(金)から「六本木ヒルズ アリーナ」にキッチンカーが登場し、フレンチの名店「レストラン タテルヨシノ」の吉野健シェフや、なかなか予約の取れない人気店「鮨よしたけ」の吉武正博料理長など、日本を代表するトップシェフの料理がいただける。


また、26日(月)から30日(金)までの夜は、映画を愛するミュージシャンが映画音楽を中心に演奏する無料のスペシャルライブ「CINEMA MUSIC JAM(シネマ ミュージック ジャム)」も開催される。クリス・ハート(26日)、八代亜紀(27日)、平原綾香(28日)、純名里沙(29日)、石井竜也(30日)など、豪華なメンバーがゲストとして登場するとか。六本木の夜が、映画音楽で盛り上がりそう。

映画はもちろん、イベントも充実した国際映画祭で、彼や女友達と秋のスクリーンを楽しんで。

画像:2014年のレッドカーペッド/東京映画食堂/CINEMA MUSIC JAM(c) 2014 TIFF