一糸乱れぬタップシーンにうっとり!来日ミュージカル『TOP HAT』★編集部レポ

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2013年、米国トニー賞と並んで、英国の演劇界で最も権威のある「ローレンス・オリヴィエ賞」7部門ノミネート、最優秀新作ミュージカル作品賞、振付賞、衣装デザイン賞の3部門を受賞し、正統派ミュージカルとして、ロンドンで舞台化された『TOP HAT』。その作品の英国以外では初となる、英国キャストによる公演がここ日本で実現するということで、編集部は急いで東急シアターオーブへ。映画からステージへと進化した今作をレポート。◆タップダンス、衣装、華麗な世界に思わずうっとり…


本作『TOP HAT』の原作になったのが、同名ミュージカル映画。公開されたのは1935年で、実に80年前の作品になる。デジカメもケータイもない時代背景をそのままに、美しい舞台として蘇っている。まず度肝を抜かれたのが、一糸乱れぬタップダンスシーン。手足の長い外国人キャストが魅せるパフォーマンスの驚異さは、来日作品の魅力のひとつだ。大人数によるチームワークのとれたパワフルなダンスや、主人公達のデュエットダンスもまさに圧巻の出来。

さらに200着を超えるエレガントな舞台衣装はどれもキラキラしていて、それを見ているだけでうっとりする。当時の服装ながら、色鮮やかで美しく、現代の目線で見てもおしゃれだなぁ…と思わず感嘆してしまうほど。

◆2人の恋の行方は…。カーテンコールはお楽しみもあり!


あらすじの軸は恋物語。ブロードウェイの人気スター・ジェリーは、裕福なイギリス人演劇プロデューサーのホレスの誘いを受け、ロンドンはウエストエンドでの新作ダンスレビューに主演することになる。そこで出会うのが、モデルのデイル。互いに惹かれ合うのに、いくつもの誤解からすれ違う2人…。展開が心地よく、ラブコメディーのようなおもしろさがあるので、とてもハッピーな気持ちで観ていられる。

キャストの歌やダンスに魅了されるのはもちろん、カーテンコールでのダンスも必見! あまりの素晴らしさにカーコンコールの際に観客が総立ちで手を叩いていたのが印象的だった。さらにカーテンコールの一部では写真撮影がOKというのも面白い試みも。キャストのダンスを目に焼き付けるもよし、写真に収めて思い出を持ち帰るもよし、とにかくぜひ生で鑑賞してみて。