今年の科学分野のノーベル賞受賞者が続々と発表され、中国人と日本人が受賞することが分かった。両国に挟まれた韓国では、科学分野の専門家やメディアが“反省モード”に入っているという。中国紙・科技日報が8日伝えた。

同紙によると、韓国ソウル大学物理・天文学部の金秀峰教授は、研究分野がノーベル物理学賞の受賞が決まった日本の梶田隆章氏と同じだ。金教授は「日本は科学分野に投資し、経験を積んで100年以上になる。しかし韓国ではまだ30年ほどだ。積み上げてきたものに大きな差があることは事実で、韓国が日本に完全に追い付くことができると考えるのは現実的でない。新しい分野で追い越すしかない」と話した。

またソウル市立大学の物理学者、朴仁圭氏は「素粒子物理学の領域で中国には中国科学院の研究所、日本でも高エネルギー加速器研究機構が1970年代にできたが、韓国にはまだ国立の研究所がない。韓国人が基礎科学の分野でノーベル賞を取るまでの道のりは、まだまだ遠い」と指摘している。

(編集翻訳 恩田有紀)