「銘柄黒毛和牛 赤身希少部位のグリル〜フランス産ゲランドの塩とフライドポテトを添えたステーキフリット〜」(3580円)は、銘柄牛の希少部位をグリル

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スーパーマーケットの成城石井が展開するワインバー「Le Bar a Vin 52 AZABU TOKYO」は、グランドメニューを10月1日にリニューアルした。同店にとって、現行メニューの約6割を入れ替える大幅なリニューアルは初。メニューの質&量をグレードアップさせる他、健康にも着目したメニューが登場。ゆるやかな糖質制限食「ロカボ」に適したメニューや、話題の「スーパーフード」を使ったメニューをラインアップするのが、その一例だ。

「生ハムとサラミ類6種盛り合わせ」(1680円)。ボリュームと価格はそのままに、24カ月熟成したスペイン産イベリコ生ハムに変更した

■ 生まれ変わったグランドメニューの魅力

リニューアルの目玉メニューである「銘柄黒毛和牛 赤身希少部位のグリル〜フランス産ゲランドの塩とフライドポテトを添えたステーキフリット〜」(3580円)は、銘柄牛のランプ、イチボ、シンシンといった赤身の希少部位をグリルし、肉の旨味を堪能できる厚切りにして提供。現行メニューの「国産黒毛和牛のランイチ肉グリル」が好評なことから、牛の一頭買いを行っている同社の調達力を活用して、より付加価値が高い“銘柄牛”を投入する。

オーダー後にスライスし、切り立てを提供することで高い支持を得てきた「生ハムとサラミ類6種盛り合わせ」(1680円)にも注目。ボリュームと価格はそのままに、イタリア産のプロシュート・ディ・サンダニエレから、24カ月熟成したスペイン産イベリコ生ハムに変更することで、より高品質な生ハムを堪能できる。新たに登場する「スペイン生ハム3種の盛り合わせ」(1680円)では、イベリコの中でも最高ランクといわれるイベリコベジョータ、しかも40カ月熟成したものを提供する。

■ 健康に配慮したメニューの提案

同店では、健康に配慮して「ロカボ」にふさわしいメニュー一品ごとに、糖質量を記載している。「ロカボ」とは、北里大学北里研究所病院・糖尿病センター長の山田悟さんが推進している「ゆるやかな糖質制限食」。食事における糖質摂取量を1食あたり20〜40g、1日当たり70〜130gに制限することで、食後の血糖の上昇を抑え、疾患のリスクを低減できるといわれている。日常の食事で継続的に摂り入れることで生活習慣病予防にもつながり、身体に負担をかけないダイエットとして注目を集めている。

■ 話題のスーパーフードも登場

成城石井の店頭で、健康や美容に気づかう女性を中心に注目されている「スーパーフード」。「スーパーフード」とは、健康にいい栄養分を豊富に含みながら、一般的な食品より栄養価が高いとされるものの総称だ。「Le Bar a Vin 52」においても、店頭では伝えきれない食べ方の提案を行うことで期待に応えようと、「スーパーフード」を使用したメニューを開発した。

「キヌアと13品目のシェフズサラダ」(980円)は、オメガ3脂肪酸や食物繊維を豊富に含むチアシードをはじめ、キヌア、くるみ、ゴジベリー(クコの実)などの「スーパーフード」が一度に楽しめる。自家製ドレッシングにも、フラックスシードオイル(亜麻仁油)を使用するなど、とことん「スーパーフード」にこだわっている。デザートでは「キヌアを使用した三重県産赤卵と北海道産純生クリームの自家製クレームブリュレ」(480円)が登場。キヌアのプチプチした食感とコクのある自家製ブリュレが絶妙にマッチした、罪悪感のないスイーツといえよう。【東京ウォーカー】