乳製品のとり方を見直してみよう

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スペインのロビラ・イ・ビルジリ大学、ナバラ大学などによる共同研究チームは、ヨーグルトや低脂肪の乳製品をよくとっている高齢者は、そうでない高齢者に比べメタボリックシンドローム(メタボ)の発症リスクが低下すると発表した。

研究チームは心血管系疾患に対する地中海食の予防効果を調査した大規模研究「PREDIMED (PREvención con DIeta MEDiterránea)」から、2003〜2009年の間にメタボと診断されていない高齢者(55〜80歳)1868人のデータを抽出。2010年まで身体測定や血液検査、食習慣のアンケート、運動量などを毎年測定し、乳製品をよくとっている人と、ほとんどとってない人のメタボの発症リスクを比較した。

すると、低脂肪乳製品をよくとっている人は72%、低脂肪ヨーグルトで73%、全脂(脂肪を抜いていない)ヨーグルトで78%、低脂肪乳で80%のメタボ発症リスク低下が見られたという。なお、全脂チーズをよくとっている人は、リスクが31%上昇していた。

研究発表は米国栄養学会誌「Journal of Nutrition」オンライン版に2015年8月19日、掲載された。

参考論文
Consumption of Yogurt, Low-Fat Milk, and Other Low-Fat Dairy Products Is Associated with Lower Risk of Metabolic Syndrome Incidence in an Elderly Mediterranean Population.
DOI:10.3945/jn.115.214593 PMID:26290009

(Aging Style)